オカネツが投入へ、AI搭載「自律走行草刈り機」の機能
オカネツ工業(岡山市東区、和田俊博社長)は、人工知能(AI)搭載の自律走行草刈り機「MAIRAVO(マイラボ)」を2025年10月ごろに発売する。斜面での作業時に機体がズレ落ちないよう自動補正する機能や、障害物や人などを回避する画像認識機能などを発売までに検証し、精度を高める。 画像認識機能と自律走行機能の搭載により、タブレット端末を使ってエリア内を自動マッピングするほか、無線操縦したエリアを草刈りの対象範囲として覚えさせることもできる。画像認識機能を使った害獣対策機能の付与も検討しているという。 5月に発売した機種「AIRAVO(アイラボ)」がベース。刈った草がチップ状になるハンマーナイフ刃や軽トラックに搭載可能なコンパクトさが好評で、発売6カ月で約100台を販売したという。