【鳥取県 2024年版】 春の絶景・風物詩10選 日吉津村の大山を望む一面のチューリップ畑
◆もちがせ流しびな行事
旧暦の3月3日のひなまつりに、男女一対の紙雛を桟俵にのせ、桃の小枝と椿の花や菜の花を添えて、災厄を託して千代川に流す。 無病息災で1年間幸せに生活できますようにと願う情緒豊かな民俗行事は、1985年に県無形民俗文化財に指定され、時代の変遷と共に形を変えながら今日まで受け継がれている。 イベント当日は、かつて宿場町であった町中にひな人形を飾り、「まちなか雛めぐり」で活気づく。 開催日:2024年4月11日(木) もちがせ流しびな行事(もちがせながしびなぎょうじ) 所在地 鳥取県鳥取市用瀬町別府32-1
◆花湯まつり 大綱引き「陣所」
花湯まつりは、日本百景のひとつ、昔ながらの湯治場の雰囲気を残す三朝温泉で毎年5月3、4日に行われる伝統のお祭り。 三朝神社の祭典やお薬師供養祭、稚児行列やみこしが三朝温泉街を練り歩く。祭りを締めくくるのは、藤かずらを編み上げた重さ2トン、長さ80メートルの綱を2本使用する迫力の大綱引き『陣所』。 東が勝てば豊作、西が勝てば商売繁盛と、どちらが勝っても嬉しい賑やかな行事として地元に愛されている伝統行事だ。 花湯まつり 大綱引き「陣所」(はなゆまつり おおつなひきじんしょ) 所在地 鳥取県東伯郡三朝町三朝910-4 ※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。 ※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
桐生奈奈子