【新車】「バルカンS」2022年以来3年ぶりに新モデル発売!価格は104万5000円
カワサキモータースから、スポーツクルーザー「VULCAN S(バルカンS)」の2025年モデルが発表された。2022年モデルを最後にカタログ落ちしていたバルカンSだが、排ガス規制への適合により復活。エリミネーターと共に、カワサキのクルーザーモデルが一層充実した。 【画像】「バルカンS」2025年モデルをギャラリーで見る(4枚) 発売は2024年9月15日(日)、価格は104万5000円となり、従来からは13万2000円の値上がりとなる。 文/Webikeプラス 編集部
カワサキのミドルクルーザーが復活!規制対応で燃費数値変化
バルカンSは2016年に発売されたミドルクラスのクルーザー。ロー&ロングのホイールベース、ゆったりしたシートやアップライトなハンドルは、ツーリング性能に優れたクルーザーらしいデザインを備えているが、バルカンSの特徴はそのエンジン。Ninja650、Z650と設計を共有する水冷並列2気筒DOHCエンジンを搭載しており、最高出力は61PS/75000rpmを発揮。スポーツモデル同様のパワフルな走行を可能としており、昨年登場した400ccのエリミネーター同様、パフォーマンスクルーザー的な個性を発揮している。大柄なボディながら、ステップ位置の調整やアクセサリーによるハンドル、シートのレイアウト変更によって、どんな体形にもフィットさせられる「ERGO-FIT」機能も嬉しい。 そんなバルカンSだが、各種規制をクリアしつつ2022年モデルまでラインナップが続いていたもの、次モデルの発表はしばらく音沙汰がなかった。しかし今回2025年モデルが発表されたことで、3年ぶりの新モデル登場となる。新規制による型式の変更や、燃費数値の変更のほか大きくは仕様を変えていないが、カラーは新たにマット基調のグレーが新採用。価格も見直され、以前の91万3000円から13万2000円アップした104万5000円となる。 発売は2024年9月15日(日)。カワサキケアモデルに設定されており、全国のカワサキプラザ店での取り扱いだ。