リバプールが決勝T進出一番乗り 2カ月ぶり復帰GKアリソン好守連発、サラー決勝PK弾
◇欧州CL 1次リーグ第6戦 リバプール 1-0 ジローナ(2024年12月10日 ジローナ) 欧州チャンピオンズリーグ(CL)は10日(日本時間11日)、1次リーグ第6戦の9試合が行われ、リバプール(イングランド)は敵地でジローナ(スペイン)に1-0で勝ち、無傷の6連勝(勝ち点18)で首位をキープ。今季から36チーム参加の新方式となった大会で、2試合を残した時点で16チームによる決勝トーナメント進出一番乗りを決めた。 両軍GKの好守によりスコアレスで迎えた後半18分、リバプールはFWルイス・ディアスがPKを獲得。2年の契約延長合意が発表されたばかりのFWモハメド・サラーがゴール左へ決めて先制した。その後も押し込みながら追加点を挙げられなかったが、後半44分からは“締めくくり役”のMF遠藤航を投入して逃げ切った。 スロット監督は「6試合全てについて聞かれれば、全ての結果に満足している。5試合のプレーぶりにも満足しているが、今夜のパフォーマンスには全然満足していない」と厳しい評価。一方でまだ1勝止まりのジローナを「非常に質の高いチーム」と評し、「勝ち点3以上の試合に値する」と勝利を喜んだ。 この日は、10月5日のクリスタルパレス戦でハムストリングを負傷したブラジル代表GKアリソンが先発で戦列復帰。前半にスーパーセーブを連発して相手に流れを与えなかった。スロット監督は「2カ月も欠場したようには見えなかった。彼には、コンディションが戻っているか知りたかったので何度もセーブさせたんだ、とジョークを言ったんだけどね(笑い)。彼こそがNo.1、と私が言い続けている理由を証明してくれた」と称賛した。