【きのこいぬ】小林大紀×上村祐翔 対談! 楽しい現場になりそう!
10月3日(木)より放送・配信開始となる、アニメ『きのこいぬ』。愛犬を失い、傷心の絵本作家・夕闇ほたる。彼の前に現れたのは、片耳がきのこになっている謎の生物・きのこいぬ。ふたりの不思議な共同生活が、きっとあなたを癒してくれる……。 【関連画像】お二人の撮り下ろし写真を見る(写真16点) W主演となる、きのこいぬを演じる小林大紀とほたるを演じる上村祐翔に、役が決まった時の感想や、アフレコ現場の雰囲気やエピソードなど貴重なお話を伺った。 ◆「演じたい!」という気持ちがすごく強い役◆ ――出演が決まったときのお気持ちからお聞かせいただけますか。 小林 僕は「どうしよう」が一番でした(笑)。台詞のない役なので、どう演じようか、オーディションの時から手探りなところがありました。テストをやったあと、本番前に音響監督さんからこういう風にというディレクションいただいたんですけれど、それも本当にしっくりとできているのか不安だったので、その日の録音データをもらって帰り、あとで聞き返しました。決まった時は嬉しかったのはもちろんですけれど、「どうしよう」が一番大きかったですね。 ――すごく可愛かったです。 小林 ありがとうございます。良かったです。 上村 オーディション受けたの、きのこいぬだけだもんね。他の方々は、ほたるときのこいぬも兼ねて受けていた方が多い中で、大紀が一本釣りです。 小林 僕が受けていた時間帯にいた他の方も、きのこいぬとほたるを受けるっていう人ばっかりで、きのこいぬだけ受けたのは僕だけだったんですよ(笑)。 上村 大紀だけ日本語をしゃべらず受かった人(笑)。 小林 名前だけ言ったよ。「小林大紀です、よろしくお願い致します」って。ほたるはどうですか。 上村 すごく嬉しかったのと、「演じたい!」という気持ちがすごく強い役だったので、どこかホッとしたところもありました。というのも、原作を読んで、ほたるの人物像を自分の中で理解していく中で、すごくしっくりくるというか、スンッと自分の中で落とし込める感覚があったんです。 オーディションのときも、演技というよりは何かほたるを通して自分が考えたことや感じたことを声に出せた感覚があったんです。お芝居してる感じがあまりしなかったというか、その感覚が正しければいいなと思っていたので、選んでいただいてほたるを演じられるんだとわかったら、うれしさとともに安心した感覚でした。 小林 きのこいぬを演じる僕としてもそれは感じました。祐翔からほたるに決まったことを聞いたんです。 上村 そうでしたね。僕はきのこと犬のスタンプみたいなのを送りました。 小林 「よろしくね」って言われて、ほたるに決まったことを初めて聞いたとき、僕も安心しました。もうまんまじゃん! というか祐翔がやっている姿がめちゃめちゃ頭に浮かんだんです。だから本当にアフレコが楽しみでした。 上村 お互い本当に良かったよね。 (C)蒼星きまま・徳間書店/星鳩町きのこ研究所