【現行スープラが生産終了へ】限定300台の特別仕様車「A90ファイナルエディション」 同時に一部改良も
一部改良と特別仕様車
トヨタ・ガズー・レーシング(以下、TGR)は、スープラ(3Lモデル)の一部改良、ならびに特別仕様車スープラ「A90ファイナルエディション」を発表した。 【写真】一部改良モデルと特別仕様車「A90ファイナルエディション」をみる (14枚) なお特別仕様車はグローバルで300台限定での発売を予定しており、導入予定地域と発売予定時期は以下の通り。 ■導入予定地域と発売予定時期 ◆スープラ(3L)一部改良モデル 日本、欧州、豪州などグローバルで順次導入予定で2025年春以降順次発売予定 ◆特別仕様車スープラ「A90ファイナルエディション」 日本/欧州で日本は時期検討中、欧州は2025年春を予定 スープラは、1978年の初代誕生以降、直列6気筒エンジンのFR車という特徴を継承し続け、これまで多くの方々に愛用されているとトヨタはいう。またモータースポーツ参戦車両としても活躍し、SUPER GT参戦のほか、スープラをベースとしたレース専用車両のGRスープラGT4も世界中の様々レースにおいて活躍している。 2019年、スープラはマスタードライバーのモリゾウこと会長の豊田の強い想いで17年ぶりの復活を果たした。 発表に際し、豊田は、「ニュルブルクリンクでの運転訓練で長い時間を一緒に過ごしたスープラは、自分にとって『特別な旧友』のような存在です。当時、ニュルブルクリンクで他のメーカーが発売前のプロトタイプカーを走らせている中、私たちは、既に生産を終了した古いスープラでしか走ることができず、とても悔しい想いをいたしました。 スープラ復活を待ち望んでいたのは世界中の多くのファンだけでなく、私も『スープラを復活させたい』という想いを密かに持ち続けていました。新型GRスープラは、ニュルブルクリンクで鍛えられ、生まれたクルマです。 走る楽しさ以上の経験を提供できるクルマになったと、自信を持ってお伝えします」と述べた。2019年の現行スープラ発売以降も進化を続け、2020年および2022年には一部改良モデルを発売している。