マツダが投入…国内旗艦車、3列SUV「CX-80」で目指したもの
マツダは10日、新型3列シートクロスオーバースポーツ多目的車(SUV)「CX―80」を発売した。2023年12月に国内向けを生産終了した3列シートSUV「CX―8」の後継車として、日本における旗艦車の位置付け。高い環境性能と上級車にふさわしい質感の内装や運転性能、乗り心地を目指した。消費税込みの価格は394万3500―712万2500円。国内で月平均1400台の販売を想定する。 【写真】マツダの「CX-80」 グローバルに全4車種を展開する上級SUV「ラージ商品群」の第4弾。日本仕様のパワートレーン(駆動装置)は、排気量2500ccの4気筒ガソリンエンジンを搭載したプラグインハイブリッド(PHV)、同3300ccの6気筒ディーゼルエンジン、同エンジンと組み合わせた48ボルトマイルドハイブリッド(MHV)の3種類。 国内向けのラージ商品群は、近く「CX―60」でも商品改良を計画しており、人気のある高価格帯SUV市場に両輪で攻勢をかけていく。