50m平泳ぎで自己新の鈴木聡美選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

◇世界水泳選手権 競泳　女子50ｍ平泳ぎ予選(29日、マリンメッセ福岡) 女子50m平泳ぎ予選で最終6組に登場した32歳の鈴木聡美選手が30秒29の3着でフィニッシュしました。4月の日本選手権で記録した30秒44の自己ベストを0秒15更新し、全体５位で見事予選を突破。フィニッシュ直後、会場スクリーンを見ると、弾けるような笑顔を見せました。 【画像】池江璃花子が50mバタフライで決勝進出 レース後のインタビューに応じた鈴木選手は「(タイムは)予選にしては上々。最大の目標としては29秒台かな。予選から29秒台を出している選手もいるし、準決勝ではさらに上げてくる選手もいる。持ちタイムが29秒台の選手もたくさんいるので、戦うにはまずは私も出したことないですけど、29秒台に向かって突き進むような。力強いレースができたら」と準決勝に向けてコメントしました。 今大会では100ｍ平泳ぎでも自己新記録1分6秒20をマークしており、32歳の躍進が続きます。「今大会非常に手ごたえを感じている。100mでまさか自己ベスト出せたのは水泳人生でも今大会でも大きな一歩。今大会自分の2つの自己記録が、チームに活力や勢いを戻ってくることを願っている。まだまだ日本勢これから行くぞという思いで、みんなで頑張りたい」と話しています。