ユーロ製リーバイス、ディオールのシャツ……三宿の新鋭・古着店で鈴木真悟がお宝探し!
鈴木 プリントTと合わせてもいい。パンツやトップスが同じラックに掛かっているのもこのお店の特徴ですよね。 倉 店内には相性のいいアイテム同士を近くに陳列するように意識しています。着こなしの参考にしていただけるとうれしいです。 鈴木 コーディネイトまで提案している古着店はあまり見たことないですよね。単体で見ると合わせ方に悩む古着も多いので、これはうれしい。
鈴木 おお、王道のリーバイスもありますね。 倉 ヨーロッパ製のリーバイスを中心に置いています。特に稀少なフランス製を中心に揃えるようにしていますね。 鈴木 501のホワイトデニム、いいですね~。こっちのデニムはインディゴの色味がいい。しかもウエスト34のレングス32というゴールデンサイズ。
倉 色が抜けてこの色になっているんだと思います。個人的にもめちゃくちゃいい色だなと。先染めの雰囲気もしっかり出ていますしね。ちなみに、こちらはUK製です。
「柄じゃない」なんて言わないで。意外と着やすいユーロ製柄シャツ
鈴木 柄シャツも結構ありますね。これなんかいい。 倉 シャツはイタリアやフランスなどで買い付けしています。柄シャツは他の古着店で取扱いが多いジャンルですが、その分、質はピンキリ。カーヴでは、アーティスティックかつ品よく着れるものを厳選しています。
鈴木 このシャツもいい感じ。ショーツとかの上にサッと着るだけで洒落て見える。こういう柄シャツも自分で探すのはなかなか大変だと思うので、これくらい的を絞ってくれると一気に選びやすくなります。
倉 シルク100%のシャツもおすすめです。軽やかに着ていただけると思います。 鈴木 確かに、このシャツは素材感が抜群。 倉 シャツはサイズ感も重視して仕入れています。タイトに着るよりは大きめをサラッと着た方が今っぽい雰囲気になると思うので。
◇ アメリカものの古着とはまた違う魅力を持つ、カーヴのユーロ古着。上質なシャツやボトムスは大人でも着こなしに取り入れやすいはずだ。 佐藤ゆたか=写真 菊地 亮=取材・文
OCEANS編集部