マクニカ、中堅・中小企業向けのBox導入・運用支援サービス「まるごと文書管理」を提供
株式会社マクニカは6日、500名程度までの中堅・中小企業を対象として、Box運用支援サービス「まるごと文書管理」を提供開始すると発表した。これにより、工数や負荷の問題で導入に踏み切れなかった企業のセキュアな文書管理を支援するとしている。 「まるごと文書管理」は、マクニカが培ってきたセキュリティの知見と、多くの企業に対してBox導入を支援してきた実績を踏まえて開発された、中堅・中小企業向け運用支援サービス。 Box上でのユーザー・グループ作成、フォルダ作成、権限設定などの基本的な環境構築をマクニカが代行するため、初期設定に伴う社内工数の削減と、スムーズなBox導入を実現するという。 特に権限設定を適切に行うことにより、機密情報の漏えいリスクを低減し、セキュリティの強化を図るとした。また、既存システムからBoxへのデータ移行を効率的に実施するためのツールも提供する。 さらに運用フェーズにおいても、入退職に伴うユーザー追加や削除、部署移動などに伴う権限設定の変更、利用状況を把握するためのレポートの取得などの管理業務を代行することで、IT部門のリソースを最適化しつつ、企業の情報セキュリティリスクを常に把握できる体制を整えるとした。 また、管理者からの問い合わせに加え、従業員からのBoxの操作方法やトラブルに関する問い合わせを直接受け付ける、専用のサポート窓口を提供することで、全社的なBoxの利用促進を図れるとのこと。 このほか、大量ダウンロードや削除が発生した場合の通知機能や、営業時間外のダウンロード・削除が発生した場合の通知機能なども提供可能。また、パスワード設定がされていないオープンリンクの一覧レポート、外部コラボレーションのアクティビティレポートを定期的に提供するとしている。
クラウド Watch,石井 一志