新明和工業、業界初の脱着ボデーEVトラック ベースはeキャンター 低騒音化を実現
新明和工業は、電動の脱着ボデートラックを発売したと発表した。三菱ふそうトラック・バスの小型電気トラック(EVトラック)「eキャンター」に脱着ボデートラックを架装した。電動化により、二酸化炭素(CO2)を排出しないゼロエミッション作業と低騒音化を実現する。 同社によるとEVに脱着ボデートラックを架装するのは業界初という。従来の2トン用コンテナの搭載に対応し、ディーゼル車と同等の性能を実現する。一方で、電動駆動によりディーゼル車よりも低騒音で作業できるという。販売目標は非公開で、廃棄物の収集、運搬などの利用を想定する。 EV脱着ボデートラックのコンテナ離脱全長は約8.3メートル、離脱に要する時間は約17秒、装着に要する時間は約14秒。作業時全高はコンテナ引き上げ時が約2630ミリメートル、チルト時は約3630ミリメートル。