47歳競輪選手が初弟子との練習でパワーアップ、8年ぶり出場の地元記念で二予進出「レースで余裕が出てきました」/和歌山G3
和歌山競輪「開設75周年記念・和歌山グランプリ(G3)」が10日、開幕。5Rの一次予選に出場した西岡正一(47歳・和歌山=84期)に話を聞いた。 S級1班をトータルで10年間務めた実績のある実力者・西岡正一が2017年以来、8年ぶりに地元記念に登場。初日は中西大のまくりに続いて2着に入り無事に二予進出となった。 「(前のレースで地元勢が立て続けに活躍していて)めちゃくちゃプレッシャーだった。1人だけ飛ぶわけにはいかないと思ったし、大、頼むぞって(笑)。大は普段先行しているから(まくりなら)行けるなと。実は去年12月から初めて弟子を取ったんです。(弟子は)街道練習がすごい強くて、単車で引っ張ってもらっているくらい良い練習になる。自分もアマチュアに戻ったような練習をしているから、レースで余裕が出てきました」 8年前の17年大会は決勝3着、その前年の16年も決勝に進出しており、地元記念での勝負強さは折り紙付き。 「久々に走らせてもらっているし、全力を尽くして勝ち上がれるように頑張ります」と二予以降への意気込みを語った。(netkeirin特派員)