外回りの最中にインターネットカフェで休憩がてら仕事。「経費」として申請できる?
仕事のために使った費用を従業員が立て替えて会社が払い戻す「経費精算」。 会社によってそのルールはさまざまですが「これは経費申請できるのかな?」と悩むことも多いはずです。 今回は、外回りの最中に立ち寄ったインターネットカフェ代は経費として申請できるのかについて考えていきたいと思います。 また、インターネットカフェ以外にもどのようなケースであれば経費申請できるのかについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。 ▼毎日「8時50分」から朝礼が! 定時は9時だけど「残業代」は請求できる?「義務」か判断するポイントとは?
外回り中のインターネットカフェ代は経費として申請できる?
外回り中のインターネットカフェ代は経費として申請できるか否かは、その目的や何を購入したのかによります。 もし、仕事をする目的でインターネットカフェに立ち寄ったのであれば、経費として申請しても問題ないと考えられます。 一方で、仕事ではなく休憩を主な目的にインターネットカフェを利用した場合は、経費として申請するのは難しい可能性が高いと考えることが一般的です。 インターネットカフェに限らず外回りにかかった費用を経費申請できるかどうかを判断する際は「何を目的にその施設を利用したのか」がポイントになるため、覚えておくといいでしょう。
経費として申請する場合、インターネットカフェの領収証でも問題ない?
先ほどもお伝えした通り、インターネットカフェを利用する主な目的が仕事であれば、経費申請することは問題にはなりません。 そのため経費申請する際も、インターネットカフェの領収証があれば問題ありません。 経費申請する際に領収証が必要な理由は、内容を確認するためや、虚偽報告を防ぐためといわれています。 そのため、反対にインターネットカフェであることを隠そうとするほうが問題になる可能性があります。 利用した理由と一緒に、インターネットカフェでもらえる領収証をそのまま担当者に渡しましょう。
インターネットカフェの料金相場
インターネットカフェの料金相場は個室かオープン席か、設備はどのようなものかなどによって異なりますが、おおむね最初の30分は200円~300円ほどで、その後10分ごとに100円程度の料金がかかるケースが多いようです。 この料金の中にドリンクやWi-Fi・プリンターの利用料も含まれているケースもあります。 また、外回りの休憩中に使う機会は少ないかもしれませんが、通常よりも少し割安な3時間や6時間などのパック料金も準備されています。 食事も用意されていますが、インターネットカフェでの食事は経費として申請できない可能性があるため、担当者に確認するか、最初から避けておくと無難でしょう。