3連休に行きたい!2025年のパワースポット「全国のすごい開運神社」8選
5. 江島神社(神奈川県)
奥津宮、中津宮、辺津宮の三社からなる江島神社。辺津宮の境内の、八角のお堂・奉安殿には、八臂(はっぴ)弁財天と、日本三大弁財天のひとつとして有名な妙音弁財天が奉祀されている。八臂弁財天は「勝運守護」の神。妙音弁財天は「裸弁財天」ともいわれ、琵琶を抱えた珍しい全裸の座像。こちらは音楽、芸能の上達を願う多くの人々の信仰を集める。
DATA 神奈川県藤沢市江の島2の3の8
6. 天河大辨財天社(奈良県)
飛鳥時代、壬申の乱に勝利して天武天皇になった大海人皇子は、加護を与えてくれた天女(弥山大神)に報いるため、ふもとに神殿を造営した。これが天河大辨財天社の起源。世阿弥も用いたとされる貴重な能面、能装束が残り、神前での能の奉納は今も毎年行われる。日本五大弁財天のひとつ。拝殿向かいに能舞台が併設されている。
DATA 奈良県吉野郡天川村坪内107
7. 嚴島神社(広島県)
御社殿が建ったのは推古天皇即位の年(593年)と伝えられる。今の社殿は平清盛により修造され、建造物の多くは国宝・重要文化財に指定。平成8年には世界遺産に登録された。明治の神仏分離の際に、嚴島神社に祀られていた弁財天を隣接する大願寺に奉安。これが日本三大弁財天のひとつ嚴島弁財天。秘仏として厨子の中に祀られ、年に一度、6月17日にのみご開帳。 DATA 広島県廿日市市宮島町1の1
8. 岩國白蛇神社(山口県)
岩国にしか生息しない「岩国の白蛇」は300年以上生息の歴史があり米蔵をネズミの害から守る守護神と信じられてきた。それが、いつのころからか弁財天と習合し、民間の信仰の対象に。その信仰に基づいて嚴島神社の御祭神を勧請し、創建されたのがこの神社。老神温泉 赤城神社、蛇窪神社と並んで、白蛇日本三大聖地と呼ばれる。
DATA 山口県岩国市今津町6の4の2
取材・原文/筒井皓子 ※エクラ2025年1月号掲載