【センバツ】ベスト8が出そろう 青森山田が2戦連続サヨナラ勝ち 大阪桐蔭の西谷監督は甲子園通算歴代最多69勝
◇第96回選抜高等学校野球大会 (27日、甲子園球場) 春の選抜高校野球は27日、4試合が行われました。 【画像】2戦連続サヨナラ勝ちの青森山田 中央学院(千葉)7-6宇治山田商(三重) 中央学院は序盤に大きくリードを広げます。2回・臼井夕馬選手の犠牲フライで先制すると、3回には颯佐心汰選手、森田倫揮選手のタイムリーなどでリードを4点に広げます。一方の宇治山田商も中盤以降追い上げを見せ1点差まで詰めますが反撃及ばず。逃げ切った中央学院が初の準々決勝に進出しました。 青森山田(青森)6x-5広陵(広島) 青森山田は広陵の先発・高尾響投手の前に、7回までノーヒットに抑えられます。両チーム無得点で迎えた8回表に広陵が2点を先制しますが、青森山田もその裏にチーム初ヒットを放つと、そこから満塁のチャンスを作り対馬陸翔選手が同点2点タイムリーを放ちます。9回表にはまたしても、3点のリードを許した青森山田ですが、佐藤隆樹選手が満塁で走者一掃となるタイムリースリーベースを放ちまたも同点に追いつきます。そして延長タイブレークに突入した10回裏、ノーアウト満塁から原田純希選手が犠牲フライを放ちこれが決勝点。1回戦に続きサヨナラ勝利で準々決勝進出を果たしました。 大阪桐蔭(大阪)4-2神村学園(鹿児島) 初回、ワイルドピッチで先制を許した大阪桐蔭ですがその裏、徳丸快晴選手の犠牲フライですぐに同点とします。さらに徳丸選手は3回にもタイムリー3ベースを放ち大阪桐蔭が勝ち越します。5回には、境亮陽選手がライトへ放った長打が、ランニングホームランとなり追加点。その後はリードを守りきった大阪桐蔭が3年連続べスト8入り。大阪桐蔭の西谷浩一監督は、智弁和歌山などを指揮した高嶋仁さんを抜き甲子園通算歴代最多69勝目を挙げました。 報徳学園(兵庫)6-1常総学院(茨城) 互いにランナーを出しながらも無得点のまま迎えた3回表、4番・斎藤佑征選手のタイムリーで報徳学園が1点先制します。4回にも、ピッチャー間木歩投手がタイムリーを放ち1点を追加。さらに5回にもタイムリーや押し出し四球もあり3点を奪った報徳学園。6-1で常総学院を破り2年連続で準々決勝進出を決めました。 <28日の対戦カード> 第1試合 星稜(石川)-阿南光(徳島) 第2試合 健大高崎(群馬)-山梨学院(山梨) 第3試合 中央学院(千葉)-青森山田(青森) 第4試合 大阪桐蔭(大阪)-報徳学園(兵庫)