Bリーグ9シーズン目の開幕へ! B1全24選手が今季の見どころを発表!!
9シーズン目の開幕まであと9日に迫った9月25日『りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON TIPOFF カンファレンス』が行われた。登壇したBリーグ・島田慎二チェアマンは次のようにあいさつした。 【PHOTO】群馬クレインサンダーズ・辻直人、広島ドラゴンフライズ・山崎稜、Bリーグ・島田慎二チェアマン 「9シーズン目の開幕、今季からNBAより渡邊雄太選手も加わり、2026年の『B.革新』に向けたBプレミアのクラブが決定するシーズンとなる。今まで以上に盛り上がる、ファンのみなさんに『ココロ、たぎる。』瞬間をたくさんお届けできるシーズンにしていきたい。 シーズンテーマは『WE ARE UNSTOPPABLE!』。昨今バスケットボールが盛り上がってきている中、『B.LEAGUE 2050 VISION』の中で『感動立国』と発表したが、Bリーグは歩みを止めずに進化を遂げていくという思いを込めた。 Bリーグは今季、『五輪』で活躍したような各国の代表選手や代表に資するNBAに手が届きそうなハイレベルな外国人選手がたくさん来る。日本代表選手を含めてレベルアップし、過去イチコート上のクオリティが高いプレーをお見せできると思う」 トークセッションではB1の全24選手が登場。開幕カードごとに自チームの見どころをフリップで発表し、口頭で補足した。 島根スサノオマジック・安藤誓哉「『バリエーション』。かなり選手も変わったので、今季は多彩にいろんなラインナップで戦っていきたい」 レバンガ北海道・寺園脩斗「『若さ』。リーグの中でも一番若いチームになったので、若さ溢れるプレーを体現したい」 京都ハンナリーズ・前田悟「『ベテランと若手の融合』。実績と経験のあるベテランが入って来たので、若手との融合を見てほしい」 佐賀バルーナーズ・角田太輝「『連動性』。激しいディフェンスから流れるようなオフェンスに展開したいと思う」 滋賀レイクス・田原隆徳「『燃える闘志』。戦う覚悟を持ってしっかりやる」 大阪エヴェッサ・牧隼利「『OSAKA SOUL』。今年で20周年という節目で、今まで積み上げたものとHCが代わり新たな力をうまく融合し、今年のチームスローガンであるOSAKA SOULを体現したい」 琉球ゴールデンキングス・脇真大「『全員バスケ』。去年と違い、役割が明確になっているので、全員バスケにしたい」 三遠ネオフェニックス・吉井裕鷹「『フィジカルなバスケ』。とりあえず身体をぶつける。チーム全体でぶつける」 千葉ジェッツ・金近廉「『仲の良さ』。新しい選手が多いが、すでにコート内外でいいコミュニケーションを取って、いいチーム力ができていると思うので、そこに注目してほしい」 宇都宮ブレックス・高島紳司「『アップテンポ』。メンバーはあまり変わらないが、HCが代わり、オフェンスでもディフェンスでもアップテンポなバスケを展開したい」 長崎ヴェルカ・川真田紘也「『チーム一丸』。チーム一丸ということで新しいHC、新加入選手、既存の選手、全員で一丸となってやるのが今年のバスケなので、たくさんの応援をお願いします」 サンロッカーズ渋谷・ジョシュ・ホーキンソン「『RETURN』。ふたつの意味を込めた。核となる選手が残ってくれたし、帰って来たことという意味と昨季『CS』を逃して悔しいシーズンから帰って来て強いシーズンを送りたい意味を込めた」 アルバルク東京・テーブス海「『DEFENSE』。昨季から持ち味としているディフェンスを今季より極めてチーム一丸となって戦っていきたい」 越谷アルファーズ・井上宗一郎「『若手とベテランのケミストリー!!』。上は44歳から下は23歳までいるので、メンバーも変わり、新しいアルファーズを見せていければと思う」 茨城ロボッツ・平尾充庸「『アグレッシブ』。チームの目標としては『1% Better』。日々1%でも成長しようということを目標にやっている。その中でオフェンスもディフェンスも昨季なかったアグレッシブさをコートで表現したい」 シーホース三河・西田優大「『競争力』。チームアイデンティティのひとつでもあるので、試合だけではなく、練習からしっかり高い競争力で今季臨みたい」 川崎ブレイブサンダース・篠山竜青「『走』。ここまで13年間、オフェンスもディフェンスもニック(・ファジーカス)が遅れて来るのを待っていたので、ニックがいなくなったので、みんなで走ることにした」 秋田ノーザンハピネッツ・赤穂雷太「『ガディアガ・モハマド・アルバシール』。たくさん選手が変わった中、この選手が今年の注目の補強だったので……ちょっと(コーナーの趣旨を)間違えました」 仙台89ERS・青木保憲「『GRIND』。このスローガンは長年仙台が大事にしているが、選手が代わってもスタッフが代わってもここだけはブレずに戦いたい」 横浜ビー・コルセアーズ・森井健太「『ポールムーブ』。今年のスローガン。河村(勇輝)選手が抜けて個で打開するの力が今年は減ってしまうかもしれないが、全員でボールと人を動かす新しいスタイルを今年のビーコルはやっていくので、注目してほしい」 ファイティングイーグルス名古屋・笹山貴哉「『アグレッシブ』。チームの半分以上が変わり、若くなった分のアグレッシブと、アグレッシブと言えば並里(成)選手の個の力にも注目してほしい」 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ・佐藤卓磨「『BE US!!』。今季中地区は手強いチームが多いが、どんな状況でも自分たちのバスケを貫く気持ちを込めた」 群馬クレインサンダーズ・辻直人「『群馬一丸』。今年は『THE ONE』というスローガンのもと、ファンとともにチーム、クラブ、スタッフ、みんなチーム一丸でがんばりたいという思いを決めた」 広島ドラゴンフライズ・山崎稜「『朝山新体制』。朝山(正悟)さんが引退されてHCをやる初めてのシーズンなので、ぜひ注目してほしい」 『TIPOFF カンファレンス』後には囲み取材も実施。先出し開幕戦となる辻(群馬)と山崎(広島)は次のように意気込みを語った。 辻「先出し開幕戦ということで、非常に盛り上がる試合ができればいいなと思う」 山崎「ほかのチームよりも先に開幕するというで、ほかのチームの選手やファンも注目すると思うので、いいスタートを切れるよう全力で戦いたい」 今季個人的に注目してほしい点を問われると、ふたりはこう返答した。 辻「今年チームのキャプテンになったので、今までお見せできなかった、チームをまとめるプレーなどに注目してもらえれば」 山崎「主将ではないが、日本人選手で一番年上になったので、チームを引っ張っていけたらと思う」 ズバリ開幕戦はどのように勝ちたいか。 辻「初戦なのでお互い気負う部分もあると思うし、うまくいかない時間帯の方が多いかもしれないが、カイル(・ミリング)HCが来て新しいバスケットになっているが、みんながやろうと努力している。まだまだ完成度は低いが、コミュニケーションでカバーできると思う。我慢比べのような試合になると思う」 山崎「今季朝山HCのもと、昨季とは違うバスケットのスタイルになっていると思う。まだ具体的なことは言えないが、新しいHCのもとでやるバスケットがどれぐらい出せるかに注目してもらえばと思う」 『りそなグループ B1リーグ 2024-25』開幕戦のカードは以下の通り。10月3日(木)・5日(土)は群馬×広島・オープンハウスアリーナ太田、10月4日(金)・5日(土)は長崎×SR渋谷・ハピネスアリーナを開催。10月5日(土)・6日(日)は仙台×横浜BC・カメイアリーナ仙台、茨城×三河・アダストリアみとアリーナ、千葉J×宇都宮・LaLa arena TOKYO-BAY、A東京×越谷・代々木競技場 第一体育館、川崎×秋田・川崎市とどろきアリーナ、FE名古屋×名古屋D・名古屋市稲永スポーツセンター、滋賀×大阪・滋賀ダイハツアリーナ、京都×佐賀・島津アリーナ京都、島根×北海道・松江市総合体育館、琉球×三遠・沖縄アリーナが行われる。 2025年1月18日(土)・19日(日)に『りそなグループB.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2025 IN FUNABASHI』、5月8日(木)~・『りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25』、5月24日(土)・25日(日)・27日(火)・横浜アリーナにて『りそなグループ B.LEAGUE FINALS 2024-25』を実施される。