最終話『海に眠るダイヤモンド』澤田が誠だった!SNSでは「こんな美しい土下座のシーンってなかなかない」「家族の修復。泣き過ぎた…」「相関図の名前が変わってる…」の声も〈ネタバレあり〉
現代では、いずみが「あの夜」を回想して泣く。「端島にはまだあの夜の私がいる」と。 池ヶ谷家の墓を掃除する澤田(酒向芳)といずみ(宮本信子)。虎次郎のことを聞く澤田に、いずみは「和馬(尾身としのり)からみみっちいところを抜いた人」と笑う。娘である鹿乃子(美保純)は、「お父さんが可哀想」と鉄平をよく思っていない。朝子と逃げた理由を「女と逃げただけでしょ」と一刀両断。 一方、古賀(滝藤賢一)の家を訪ねる玲央たち。古賀は父・賢将(清水尋也)の遺品から日記から見つけたと言う。「自分が死んだら、池ヶ谷朝子さんに渡してほしい」というメモを見て、いずみに渡したのだった。百合子(土屋太鳳)もかなり前に亡くなっていたこともわかる。だが、なぜか鉄平の居所はわからない。朝子が葬儀にも出席していたことを知り、つながりはあったはずなのに、と不思議に思う玲央たち。 古賀は「父は、時間の流れにかけたんだと思います。日記が、朝子さんの手に渡るか。それも神の思し召し」と静かに語った。
SNSでは「滝藤さんの古賀さん、悪い人じゃなかった!」と安堵する声も。 その後、日記は11冊あったことがわかる。そのことを玲央が信子に告げようとすると、澤田は思わず玲央を車で轢きそうになる…。 部屋では、項垂れる澤田。古賀から日記を預かり、10冊はいずみに渡し、11冊目を隠したのは自分だと語り始める。会社の金庫に入れていれば盗んだことにならないと…。なぜ隠したのか。それは、自分が鉄平を朝子を引き離してしまったリナの息子・誠だったから。いずみに土下座して赦しを乞う澤田。澤田は妻の苗字で、彼は「荒木誠」だったのだった。 いずみは「あなたに罪なんてない。進平兄ちゃんとリナさんと誠、あななたちがいたからこの家族に会えた」と優しく諭す。澤田を赦すとともに、物語を通じて不仲だった自分の子どもたちとも、和解したような瞬間だった。 虎次郎のレシピで和馬が家族にちゃんぽんをふるまい、澤田、玲央も加わって幸せそうな食卓が。 SNSでは「不謹慎だけどこんな美しい土下座のシーンってなかなかない」「家族の修復。泣き過ぎた…」と言う声とともに、番組公式HPの相関図を見て「澤田誠って書いてあるよ…これだけで辛い」のコメントも。 朝子が11冊目を手に取り、玲央が端島にいずみを誘うところで9話は終わる。
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