最終話『海に眠るダイヤモンド』澤田が誠だった!SNSでは「こんな美しい土下座のシーンってなかなかない」「家族の修復。泣き過ぎた…」「相関図の名前が変わってる…」の声も〈ネタバレあり〉
10話は、鉄平がコスモスの種をノートに貼るところから現代のいずみへ。 IKEGAYAは和馬が社長に就任、お母さんに売られたケンカを買った鹿乃子は別会社をスタートさせる。その頃、玲央はいずみを連れて端島へ…。現代の教会のシーンからまた過去の端島へ。教会では鉄平と賢将が。賢将だけがすべてを知っていた。 ハルとリナと誠が暮らす家に一度顔を見せにきた鉄平。心配するリナに、「朝子に手紙は書く。でも朝子に危険が及ぶといけないので居所は知らせない」と告げる。それからはいろんな仕事をしながら、転々と暮らす鉄平。だが追っ手はどこまでも追いかけてくる。朝子への手紙を書きかけては破り捨てるのだった。 端島の閉鎖を賢将から聞いた鉄平。炭鉱労働者800人に対して3000人の求人が来たが、補助金を利用する悪徳企業もあり、また、年配者はなかなか働き口が決まらない。また、生活費も格安だった端島から外へ出て暮らすのは、容易なことではないのだった。 朝子が結婚して母になっていることを鉄平に告げる賢将。朝子が子どもたちと撮った写真を勇気を出して見る。
就職が決まらない炭鉱夫たちに、賢将が新たな働き口を紹介した。感謝し、「この就職口は誰が?」と聞く彼らに「端島のことを一番に考えている人だ」と答える。全国でいろんな仕事をした鉄平が、勤めて良かった会社を一覧にして渡していたのだ。どこまでも「外勤」である鉄平にSNSでは「こんな時まで人の役に立とうとする鉄平に感動しかない」というコメントも。 「一度端島に戻って来ないか」という賢将に「重たいんだよ」と日記を託す鉄平。「リナと駆け落ちしたことになってるから」と朝子のことが書かれた部分を破り、一部を黒塗りに。「外勤だけに気が回る」とつぶやく賢将…。 端島では、新天地で暮らす準備をする人々の姿が。「また採炭をする日が来るかもしれない」と家財道具をしまう人の姿が切なかった。 これからどうするかを聞く百合子に、「食堂はもうよか」「端島の朝子じゃない朝子になりたい」朝子は大検を受けることを告げる。 いよいよ朝子たちが端島を出る日、炭鉱長の辰雄(沢村一樹)も来ていた。 出航する船に紙テープを投げる人々。朝子は「すべて置いてきた」と端島を見送る。 長崎の病院通いの合間、朝子が欲しがっていたギヤマンを買おうとする鉄平に、店主は「売り物ではない」と答える。 朝子にいつか渡そうと、鉄平は自分でギヤマンを作ろうと、端島にいた人に師事することにした。
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