歯磨き中「水を出しっぱなし」の夫。寒くなり水からお湯になりさらに困っています…3分間出しっぱなしで「水道光熱費」はどれくらいかかるのでしょうか?
歯磨きのときに、水を出しっぱなしにすると水道代が高くついてしまうため、パートナーに止めて欲しいと思っている方もいるでしょう。また、お湯であれば水道代に加えガス代もかかるため、さらに家計の負担が増える可能性もあります。 このようななかで、水やお湯を出しっぱなしにした際の水道光熱費が気になる人もいるかもしれません。 今回は、歯磨きの際にお湯を3分間出しっぱなしにしたと仮定した場合のコストについて解説します。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
歯磨きの際に水またはお湯を出しっぱなしにした場合のコスト
まず、3分間水を出しっぱなしにした場合の水道代を計算します。東京都水道局によると、30秒間水を出しっぱなしにした場合、使用量は約6リットルです。そのため、もし3分間出しっぱなしにした場合の使用量は、約36リットルになると考えられます。 同サイトによると、1リットルあたりの単価は0.24円のため、歯磨き1回あたり約9円です。事例ではさらにお湯にするため、電気代もしくはガス代がかかります。今回はガスを使用した場合で計算します。 ガス代は、水の温度を何度上げたか、使用する水の量、発熱量や熱効率などから計算します。今回の条件は以下の通りです。 ・上昇温度:20度から45度まで上げた25度 ・ガス料金:130.46円(東京ガス株式会社の料金表のB表より) この条件で計算すると、歯磨き1回あたりのガス代は約14円です。つまり、お湯を出しっぱなしにして歯を磨いた場合のコストは水道代とガス代を合わせて約23円という結果になります。 1日だと約14円と小さい差のようですが、1ヶ月では約420円です。春までお湯をだしっぱなしにする方法を続けると、水だけのときよりも確実にコストは増えると考えられます。 歯を磨く回数にもよりますが、多くの方は1日に数回磨くため、水道光熱費がかさむことも推測されます。1日あたり3回歯を磨くのであれば、水だけなら約27円ですが、お湯を出しっぱなしにした場合は約69円となります。1ヶ月では1260円の差となり、もしこれが半年続けば約7560円と大きな差になるでしょう。