忙しい毎日のバタバタ解消法!心に余裕を持てる片付けと時間の使い方とは?
こんにちは。お片づけ習慣化コンサルタントの西崎彩智です。 2月が終わりに近づき、3月は年度末。仕事もプライベートも忙しくなる時期ですね。特に子どもの入園や入学など、春とともに新しい生活が始まる方は準備もいろいろあるので、さらに大変になるかと思います。 片づけられない親子が汚部屋から脱却!プロに学んだ「物の捨てかた、しまいかた」とは…? 新年度になってから「まだ準備ができていない!」とあわてないために、早めに準備を進めておきましょう。私が主宰する「家庭力アッププロジェクト®」でもお伝えしているのは、「まずイメージすることが大切」ということです。 家の片づけにおいても、散らかった部屋をどんな風に使いたいかというイメージを決めてから片づけると、ただ漠然と片づけるよりも効率的に理想に近づくことができます。例えば、「リビングでは家族でゆっくりくつろげる空間をつくりたいな」と思うと、ソファやテレビなどの配置が決まっていき、それに伴い、そこで使う必要なモノも見えてきます。逆に、この空間には仕事の資料やパソコンなどは不要だということもすぐに判断できます。 同様に、新生活を落ち着いてスタートできるように、今のうちからしっかりとイメージトレーニングをしておきましょう。
家族で一緒に新生活を具体的にイメージする
子どもが新年度から入園・入学する場合、今までとはガラリと生活が変わります。大人でも新しい職場やルールに慣れるのは大変なこと。子どももいきなり新しい環境に入ったら、とまどってしまうかもしれません。 入園・入学するところのホームページなどを一緒に見て、どんな生活をするのか事前に確認しておくとよいでしょう。どんな制服を着て、どんなバッグを持って、どんな道を通って、どんな場所に行くのか、できるだけ具体的にイメージをふくらませます。このように子どもに未来を見せてあげることで、子どもにとって新しい園や学校が「まったく知らない場所」から「親しみのある場所」に変わり、新生活をすんなりと受け入れやすくなります。 また、家族みんなで話しながらイメージを共有しておくと、園や学校の様子を話すときにわかりやすくなったり、急にお迎えが必要な緊急時にも対応しやすくなったりというメリットもあります。 さらに、家の中の変化も一緒にイメージしておくことがおすすめです。新しく準備するグッズなどをどこに置くか、朝の準備はどうしたらスムーズにできるのか、などを確認しておきましょう。 子ども部屋に机を置くのか、リビング学習の環境を整えるのか、それによって部屋の使い方や必要な家具が変わってきます。園バッグやランドセルを置く棚、制服をかけるラックなど、家具を買ってしまってから場所を変更するのが大変なことは、事前に家族で1つのイメージを共有しておくことが大切です。置く場所や大きさなど、家族みんなが納得できるように考えましょう。