【バレー】インターハイ優勝の駿台学園高が中心の東京都などが本戦へ 東京都は半数以上がJOC杯優勝メンバーに
身長191㎝で全国高校選抜にも選ばれた松田悠冬(慶應義塾高)が攻撃を組み立てる神奈川県に、頼もしい戦力が加わった。オポジットに入ったのは、8月下旬に行われた2024男子U18アジア選手権大会のメンバーに選ばれた永瀬皓基(舞岡高)。20日は東京都に0-2で敗れたが、そのサウスポーの活躍もあり、21日は連勝を飾った。松田は「今までのライトの選手(慶應義塾高の安東知哉)もいいプレーをしていましたが、チームに左利きの選手がいなかったので。幅の利いたプレーができるようになって、すごくメリットだと思います」と実感。およそ1ヵ月半後の本戦へ、さらに精度を高めていく。 栃木県は20日の山梨県戦でストレート負けを喫したが、川田夢叶、菊地恵叶(ともに足利大附高)らが躍動し、埼玉県戦ではフルセットの末に勝利。続く群馬県戦は2-0と快勝し、本戦への切符を手にした。 21日の試合結果 第1試合(代表決定戦) ★東京(駿台学園高7、駒澤大高3、日本学園高1、安田学園高1) 2(25-12,25-19)0 群馬(高崎高7、前橋商高2、高崎経大附高1、伊勢崎高1、桐生市商高1) ★千葉(習志野高12) 2(25-16,24-26,25-18)1 山梨(日本航空高10、日川高1、都留興譲館高1) 第2試合 神奈川(慶應義塾高10、舞岡高1、東海大付相模高1) 2(25-18,25-15)0 茨城(土浦日大高7、霞ヶ浦高4、水戸啓明高1) 栃木(足利大附高10、作新学院高1、宇都宮清陵高1) 2(25-17,24-26,25-23)1 埼玉(埼玉栄高6、昌平高4、正智深谷高1、上尾高1) 第3試合(代表決定戦) ★神奈川 2(25-21,25-16)0 山梨 ★栃木 2(25-16,25-21)0 群馬 ※都県名のあとの()が構成する学校名と人数。★が代表権を獲得 文・写真/田中風太
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