最高額の国はどこだ!? パリ五輪、代表チーム市場価値ランキング6位。初戦はボロボロも…。三笘薫の同僚らタレント揃い
パリ五輪(パリオリンピック)2024、男子サッカー競技が開幕を迎えた。今大会に臨んでいる代表の中で、最も市場価値が高いチームはどこなのか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、出場16ヶ国の中から上位10ヶ国をランキング形式で紹介する。※市場価値は7月28日現在、代表メンバーは予備登録を含めた22人
6位:U-23パラグアイ代表 総市場価値:5360万ユーロ(約85億7600万円) 最高額選手:フリオ・エンシソ 6位には、南米予選で強豪ブラジルとアルゼンチンを抑えて首位通過を果たしたU-23パラグアイ代表がランクインした。チーム全体の市場価値は5360万ユーロ(約85億7600万円)である。 今大会の初戦となったU-23日本代表戦では前半に退場者を出したこともあって0-5の大敗を喫したが、質の高い選手が揃っている。特に注目なのが日本代表FW三笘薫と同僚でもあるフリオ・エンシソ(ブライトン)で、U-23イスラエル代表との第2戦では強烈なミドルシュートを突き刺した。その市場価値は2200万ユーロ(約35.2億円)である。 “パラグアイの宝石“とも呼ばれるエンシソは個人での打開力に魅力がある選手で、2022/23シーズンのプレミアリーグではマンチェスター・シティやチェルシー相手に強烈なミドルシュートを沈めた。球離れの悪さは課題だが、年代別代表では彼個人の能力で局面を打開できる場面が多く、今大会での大暴れにも期待できる。 彼の他にもリオネル・メッシと同僚のディエゴ・ゴメス(インテル・マイアミ)やエンシソと同じく18歳でプレミアリーグのクラブに引き抜かれたエンソ・ゴンザレス(ウォルバーハンプトン)らタレントが揃っている。オーバーエイジにはプレミアリーグでのプレー経験があるファビアン・バルブエナ(ディナモ・モスクワ)やガティート・フェルナンデス(ボタフォゴ)らベテラン選手を招集。若手を牽引するリーダー核として彼らが機能すれば、0-5で大敗を喫した初戦から切り替えて上位進出もあるかもしれない。
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