アーセナル、イ・ガンインの買取OP付きレンタルを検討か…サカ負傷で今冬に前線補強へ?
アーセナルがパリ・サンジェルマン(PSG)に所属する韓国代表MFイ・ガンインに関心を寄せているようだ。7日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。 アーセナルでは右ウイング(WG)の絶対的主軸であるイングランド代表FWブカヨ・サカがハムストリングの負傷により、戦線離脱を強いられている。また、代役を務めていたU-20イングランド代表MFイーサン・ヌワネリも筋肉系の負傷により少なくとも今後数試合を欠場することに。こうした状況から、今冬の移籍市場では前線の補強に動く可能性が高いと報じられている。 しかし、以前から関心を寄せているアスレティック・ビルバオ所属のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズは、5800万ユーロ(約95億円)に設定された契約解除金により今冬での獲得は困難な模様。また、ウルヴァーハンプトン(ウルブス)所属のブラジル代表FWマテウス・クーニャについては、現所属クラブとの契約延長の可能性が高いようだ。 今回の報道によると、アーセナルはイ・ガンインに対しても具体的な関心を寄せているとのこと。PSGの要求額である4400万ユーロ(約72億円)を支払う意思はないものの、今冬に買い取りオプションが付随したレンタルオファーを提示する可能性があるようだ。また、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏はクラブ名こそ明かしていないが、プレミアリーグの2クラブがイ・ガンインに関心を寄せていると伝えている。 現在23歳のイ・ガンインは2011年夏にバレンシアの下部組織に加入し、2018年に17歳でトップチームデビューを飾った。その後はマジョルカを経て、2023年夏からはPSGでプレー。ここまで公式戦通算60試合に出場し11ゴール7アシストをマークしている。
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