日本株は上昇、日銀ハト派で円下落-自動車、電機や不動産が買われる
(ブルームバーグ): 20日の東京株式相場は上昇。日本銀行の植田和男総裁のハト派的な発言を受けて利上げ観測が後退、円安・ドル高が進んで業績期待から自動車や電機が高く、不動産や建設など内需関連も堅調だ。
TOPIX上昇に最も寄与したのはトヨタ自動車、続いてソニーグループでともに一時3%超上昇した。指数を構成する2126銘柄のうち1327銘柄が上昇、662銘柄が下落、137銘柄が横ばいだった。金利低下から銀行株は下落している。
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SMBC日興証券投資情報部の太田千尋部長は、全体的に株価は堅調に推移しているとして、円安は市場全体にとって利益で特にグローバルに事業を展開する企業にとっては有益だとした。
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Alice French, Toshiro Hasegawa