<センバツ>開幕ゲームは午前10時半プレーボール 第91回センバツ始まる
第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)が23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。紫紺の大優勝旗を目指す球児たちの熱戦が始まった。呉(広島)と市和歌山(和歌山)の開幕ゲームは午前10時半にプレーボールされる予定。 【写真特集・イチローの軌跡】愛工大名電、オリックス時代の写真も 午前9時からの開会式では、槙原敬之さんが作詞作曲した「世界に一つだけの花」に「どんなときも。」のメロディーも組み入れて編曲した入場行進曲の演奏に合わせて、前年優勝の大阪桐蔭(大阪)、準優勝の智弁和歌山(和歌山)に続いて南から順番に出場校が次々と登場。国旗掲揚では、第72回全日本学生音楽コンクールの声楽部門高校の部で1位に輝いた菅谷茉友さん(千葉・幕張総合)が国歌を独唱した。 優勝旗、準優勝旗返還の後、広陵(広島)の秋山功太郎主将(3年)が「私たちは伝統を受け継ぎ、新たな時代を作っていく。ありがとうの気持ちで平成最後の甲子園を最後まで諦めず戦い抜く。高校生らしいプレーで笑顔の花を咲かせる」と力強く選手宣誓した。スタンドを埋めた観衆からは大きな拍手が起きた。 今年のセンバツには全国の32校が出場。優勝争いは好投手・奥川を擁する星稜(石川)や、横浜(神奈川)などを軸に展開されるとみられる。21世紀枠で出場する石岡一(茨城)、富岡西(徳島)、熊本西(熊本)の3校の戦いぶりにも注目が集まる。 大会期間中に実施される全31試合は、毎日新聞のニュースサイト(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)とYahoo! JAPANが運営するスポーツ総合サイト「スポーツナビ」内の大会公式サイト「センバツLIVE!2019」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/live/)でライブ中継される。