池田勇太、予選落ちでシード復帰厳しく…「今年の最後のゴルフの内容がこれだったから、腹を立てている」【カシオワールドオープン】
◇22日 男子ゴルフ カシオワールドオープン第2日(高知県芸西村、Kochi黒潮CC) ツアー21勝ながら、あごのかみ合わせの異常から来る顎(がく)偏位症のため昨季賞金シードを落としていた38歳の池田勇太は、シード復帰が厳しくなった。前日70の2アンダーで滑り出したが、第2ラウンドは78と振るわず、通算4オーバーで予選落ちした。大会前の賞金ランクは69位で、シード圏ぎりぎり。自身最終戦で賞金を積み上げることができず、圏外に落ちることが濃厚になった。 帰り支度をしてから取材に応じた池田は、「今年の最後のゴルフの内容がこれだったから、腹を立てている。失望した。(シード権など)それ以外のことではない」と、ぶぜん。今季は予選会上位者の資格を使って13試合に出場。特に9月以降は順調に決勝に進んでいただけに、落胆は激しかった。 次週の3次予選会にエントリーしている。治療は継続中で、12月の診断後、今後の方針を立てるという。
中日スポーツ