密かな人気車種!? KOVE「450 RALLY」が支持される理由とは?
ガソリンタンクのレイアウトなどで車重以上の軽さを感じる450 RALLY
「また、もう一つ偉いなと感じたのがスタイルで、エンデューロバイクをベースに作られたラリーマシンだと、どうしてもタンクなどの形状を市販車に落とし込むのが難しいんですが、450 RALLYはリアもサブフレームがなく全部ガソリンタンクです。
最初からラリーマシンとして作られないとこうはできないんですよね。まさにラリーマシンそのままです。 5月発売のファーストロッド36台は2月で完売しましたし、年間100台以上の販売は見込めそうです。 また、補修部品に関しても弊社でストックしていますし、サイドカウルで1500円程度などものすごく安価です。 中国のメーカーということで不安に思っている方もいるでしょうし、口コミが広がってからが勝負でしょうね。 例えばホンダ「CRF250 RALLY」のパワーに物足りなさを感じる方や、ヤマハ「テネレ700」では重すぎると感じる方などには最適で、乾燥重量145kg、ガソリン満タン時でも170kgとかなり軽量です。さらにガソリンタンクの搭載位置も低いため、重心が低く数値よりも軽く感じられます。
加えてヘッドライトなどはすべてフレームマウントですのでハンドリングも軽快です。 ちなみに、オーダー頂いた車両の7~8割はローダウン仕様ですが、ユーザー層的には本格的にラリーを楽しむというよりはツーリングをメインにした方が多い印象です。 燃費は22km/L以上、ガソリン満タンで660km以上走れますので、どちらの用途でも使える万能なマシンといえるでしょうね」。 ※ ※ ※ 価格(消費税10%込)128万円で本物さながらの気分を味わえる450 RALLY。今後の熟成にも期待がかかります。
バイクのニュース編集部