事実上の次期挑戦者決定戦で戦う長谷川海翔と花岡竜の“目の前の試合に集中”コメントに伊藤代表が「もっとがつがつして」と辛口判定【RISE179】
RISEが6月4日、都内で「RISE179」(6月30日、東京・後楽園ホール)の会見を開催し、すでにカードが発表されている長谷川海翔(誠剛館)と花岡竜(橋本道場)が登壇した。 2人は昨年11月に行われた「RISE NEW WARRIORS スーパーフライ級(-53kg)トーナメント」に出場。長谷川は準決勝でHIROYUKIにKO勝ちを収め決勝に進出も政所仁に判定負けで準優勝、花岡は準決勝で政所に1RでKO負けを喫している。 長谷川は今年2月にサンチャイ・TEPPENGYMにKO勝ち、花岡は3月にK-1との対抗戦で池田幸司に判定勝ちを収め、ともに再起を果たしたうえでの今回の試合となる。 RISEの伊藤隆代表は「勝負論のあるカード。6月15日に大崎一貴と政所仁がタイトル戦を行うが、この勝者が次期挑戦者にふさわしいのではないかと思う。それに見合う内容を見せてほしい」とこの試合への期待度の高さを口にした。6月15日に大阪で開催される「RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA」では王者・大﨑一貴(OISHI GYM)に政所仁(魁塾)が挑戦する「RISEスーパーフライ級(-53kg)タイトルマッチ」が行われる。
これを受け、花岡は「今回はRISEファンの皆さんも楽しみだと思うが、僕自身が一番ワクワクしている。メインは志朗選手の試合だと思うが、メインを食えるような試合を見せられれば」、長谷川は「RISEファンの皆さんがめっちゃ楽しみにしているカードだと思っている。その期待に応えられる試合を花岡選手と繰り広げられたらなと思う」と自覚のコメント。 互いの印象について問われると、花岡が「強い、倒せる53kgというイメージが強い。僕は倒せないファイターなので、そこは認めているところ」と長谷川を立てたが、これを受けた長谷川は「スピードがめちゃ速くて、コンビネーションとかがうまい」とこちらも花岡を立てたかと思いきや「あとは倒せない選手だなと思う」とちくり。これに花岡は苦笑いを浮かべながら「KO率が高くないんであれなんですが、僕は倒せなくても面白い試合ができると思っているので、“倒すだけ、倒すしかない選手なのかな”と思っている」と返した。
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