Perfumeが『ショウタイムセブン』に参戦!主題歌「Human Factory - 電造人間 -」が流れる最新映像
元人気キャスターがテレビ局に爆弾を仕掛けた犯人とリアルタイムで交渉するサスペンス・エンタテイメント『ショウタイムセブン』(2025年2月7日公開)。このたび、本作の主題歌をPerfumeが務めることが発表された。 【写真を見る】爆弾犯とリアルタイムで交渉するキャスターを眼光鋭く演じる阿部寛 主演の阿部寛がキャリア40年の節目に初のキャスター役に挑む本作。国民的ニュース番組「ショウタイム7」の元人気キャスターで現在はラジオ局に左遷されているが、爆破犯との交渉役に選ばれてしまう折本を演じる。さらに主要キャストには、正義感あふれる「ショウタイム7」現メインキャスターの安積を竜星涼、新人アナウンサーの結城を生見愛瑠、爆破現場で中継を繋ぐ、折本のかつての盟友である記者、伊東に井川遥、視聴率が全ての「ショウタイム7」のプロデューサー、東海林剛史を吉田鋼太郎が演じる。そこに、前原瑞樹、平原テツ、内山昂輝、安藤玉恵、平田満ら実力派俳優陣が顔を揃える。 監督&脚本は「岸辺露伴は動かない」シリーズをサスペンスフルで高クオリティに作り上げた渡辺一貴。撮影にあたってテレビ局のスタジオを丸ごと作り込み、ライブ感を徹底的に重視し複数カメラで同時撮影。最大10分以上の長回し撮影シーンも盛り込み、圧倒的な本物の世界観を作り上げた。 日本のみならず世界中で活躍するPerfume。昨年2024年9月に結成25周年を迎え、メジャーデビュー20周年イヤーに突入する彼女たちの新曲「Human Factory - 電造人間 -」が本作の主題歌に決定した。さらに、Perfumeの3人が本作に本人役として出演することも合わせて発表。劇映画への出演は『モテキ』(11)以来、14年振りとなる。 主題歌への起用についてプロデューサーは、「映画の最後の最後まで、目の前で、いま起きていることとして、実際に体感していただきたい、と考えると、エンディングに流れる主題歌は、本編とは切っても切り離せないものだと思います」と理由を振り返ると、「Perfumeさんに主題歌を担当いただけたことで単なるエンディングではなく、事件の結末のその先まで、私たちが生きるいまを感じるエンタテインメントとして完成したと思っています」と説明する。一方のPerfumeは「普段のアーティスト活動では味わえないような感覚を味わうことができました」と明かし、映画撮影の現場で、緊張感を楽しみながら撮影に挑んだそう。 主題歌「Human Factory – 電造人間 -」は、劇中で阿部演じる主人公、折本が自身の意思に反したところで大事件に巻き込まれていく姿と通ずる。楽曲の振付では、飼いならされた猫を「猫がネクタイを締める振付」で表現しているという。楽曲についてもPerfumeは、「この映画はずっとスリリングですが、大事件が起きていても、自分と関係ない遠い所のことだと、のんきに過ごしてしまうのが人間なんだと思います。そんな、誰もが持つ感覚を私たちの主題歌で感じてほしいです。最後に流れるこの主題歌でお客さんの心がふぁ~っとほどけたらうれしい」とも語り、観客の反応に期待を寄せる。 そして、「イタズラ電話かと思って掛かってきた電話から、大きな事件に巻き込まれ、リアルタイムで交渉していき、一言一句間違えられないなかでの緊張感がとても楽しみです!さらに犯人の狙いはなに?どういうこと?と気になります」と本作の見どころにも言及し、「でも、阿部さんならきっとみんなを救ってくれる」と阿部への絶対的信頼でコメントを締めくくった。 同時に解禁となった主題歌入り最新映像は警告音が鳴り響く緊張感あるシーンから始まり、生放送中に爆弾テロ犯と交渉を続けるも徐々に極限状態に追い込まれる豪華キャストの姿、そして普段通りにパフォーマンスを披露するPerfumeの姿が映しだされる。“違和感”を感じさせるこの強烈なカットから迎える生放送(ショウタイム)の衝撃の結末とは? Perfumeの3人が劇中で実際に着用した衣装が全国3か所で展示されることも決定した『ショウタイムセブン』。ぜひ映画館からこのショウを体験してほしい。 ■<コメント> ●Perfume(主題歌) 「主題歌を担当するだけでなく、出演もさせていただき、普段のアーティスト活動では味わえないような感覚を味わうことができました。この映画はずっとスリリングですが、大事件が起きていても、自分と関係ない遠い所のことだと、のんきに過ごしてしまうのが人間なんだと思います。そんな、誰もが持つ感覚を私たちの主題歌で感じてほしいです。最後に流れるこの主題歌でお客さんの心がふぁ~っとほどけたらうれしいなと思っています。映画のストーリーを聞いて、イタズラ電話かと思って掛かってきた電話から、大きな事件に巻き込まれ、リアルタイムで交渉していき、一言一句間違えられないなかでの緊張感がとても楽しみです!さらに犯人の狙いはなに?どういうこと?と気になります。でも、阿部さんならきっとみんなを救ってくれると信じています!」 ●井手陽子(プロデューサー) 「『ショウタイムセブン』は、スタジオに閉じ込められた極限状態のなかで、ニュースキャスター折本と、見えない犯人との攻防を生放送する物語です。観客のみなさんには、映画館という密室空間に同じく閉じ込められていただき、登場人物たちと同様、リアルタイムで進行する事件の一部始終を一緒に目撃していただきたいと思っていました。映画の最後の最後まで、目の前で、いま起きていることとして、実際に体感していただきたい、と考えると、エンディングに流れる主題歌は、本編とは切っても切り離せないものだと思います。何年も前になりますが、初めてPerfumeさんのライブを拝見した時、ライブという表現では足りない、Perfumeの世界に惹き込まれる、ものすごいショウを見てしまった、と感じたことをいまでも覚えています。楽曲からは、ポップさと強い刺激とともに、その時々の現代性をも感じてきました。『ショウタイムセブン』は、Perfumeさんに主題歌を担当いただけたことで単なるエンディングではなく、事件の結末のその先まで、私たちが生きるいまを感じるエンタテインメントとして完成したと思っています」 文/平尾嘉浩