退団濃厚とされた昨夏から一転…… マンチェスター・ユナイテッドは今夏マグワイアに契約延長のオファーを準備か
マクトミネイらにも準備
マンチェスター・ユナイテッドはDFハリー・マグワイアに契約延長のオファーを準備しているようだ。英『THE Sun』が報じている。 2019年にレスターからユナイテッドにやってきたマグワイア。19-20シーズン途中からはキャプテンマークを巻き、チームを引っ張ってきた。しかし22-23シーズンはラファエル・ヴァランとリサンドロ・マルティネスのコンビがレギュラーを務め、マグワイアは定位置を失ってしまった。 さらに23-24シーズンはキャプテンを剥奪され、エリック・テン・ハーグ監督の構想外という声もあった。そのため同選手は昨夏にウェストハムへの移籍が迫っているという話もあり、退団が濃厚だと考えられていたが、マグワイアは残留を決断。しかし23-24シーズンが始まってもサポーターからもブーイングを受けたり、批判に晒されることも多く、5番手まで序列を下げることもあった。 それでも腐らなかったマグワイアは11月にはプレミアリーグ月間最優秀選手に選ばれ、怪我人が続出した23-24シーズンのユナイテッドの守備陣を支えた1人だ。最終的に公式戦31試合に出場し、4ゴール2アシストをマークした。 同メディアによると、ユナイテッドは4人の選手に契約延長のオファーをする予定であり、そのうちの1人がマグワイアだという。他の3人はスコット・マクトミネイ、アマド・ディアロ、そしてまだ契約は残っているものの他クラブからの関心もあるブルーノ・フェルナンデスとなっているとのこと。 ヴァランが退団するため、CBはユナイテッドの今夏の補強優先事項の1つだ。エヴァートンのジャラッド・ブランスウェイトなど様々な選手の名前が浮上しているが、いずれも獲得は簡単ではないと考えられている。 23-24シーズンはキャプテン剥奪から始まり、退団の噂や序列を落とすなどマイナスのスタートとなったマグワイアだが、ユナイテッドへの忠誠心を誓う1人だ。今夏の補強は大きな注目を集めているが、マグワイアは来シーズンもユナイテッドでプレイすることが濃厚か。
構成/ザ・ワールド編集部