「離婚後夜」ついに最終話! 比屋根り子Pが主演・佐野晶哉らとの撮影振り返る
主演として佐野晶哉(Aぇ! group)が、メインキャストとして久保田紗友、長谷川慎(THE RAMPAGE)が出演する、ドラマL「離婚後夜」(ABCテレビ・テレビ朝日)がいよいよ最終回を迎える。恋に不器用ながらも、真っすぐでいちずな主人公・伊織(佐野)と、妻・香帆(久保田)を失って初めて彼女の大切さに気付く真也(長谷川)、そして離婚し新たな人生を歩む決意をしながらも伊織と真也の間で揺れ動く香帆を描く純愛ストーリーだ。 第9話で置き手紙をして伊織の元を去った香帆は、伊織を思いつつも兄・臣(時任勇気)の元で暮らすことに。香帆がいなくなり、大学でもアルバイト先でも自失の日々を送る伊織。そんな折、香帆に真也から「契約が切られそうな商談相手に香帆のファンがいて、妻として会ってほしい」と懇願の連絡があった。妻のふりをする香帆が会食に向かうとそこに伊織が登場し、真也と対峙(たいじ)することに。そして、真也は会社に離婚がバレてしまい、全てを失ってしまう。弱音を吐く真也と、自分へ告白してくる伊織の間で揺れる香帆の選択は一体…。 最終話の放送を前に、本作のプロデューサーを務める比屋根り子さんに最終回の見どころや出演者の皆さんの印象について聞いた。
――比屋根さんは本作で初めてプロデューサーを務めたとお聞きしましたがいかがでしたか? 「スタッフやキャストの皆さんに助けられながらすてきな作品ができて、今は達成感でいっぱいです。大変なこともあるだろうと始まる前は思っていましたが、主演の佐野さんに引っ張っていただき、現場の雰囲気もとても明るくて。みんなが一つのチームとして、クラスメートのように助け合う現場でしたので、楽しく充実したまま撮影を終えることができました」 ――実写化するにあたってこだわった部分を教えてください。 「原作がある作品なので、監督チーム、脚本チーム、プロデューサーチームそれぞれがストーリーとキャラクターの心情を読み込んだ上で、『ここのシーンは残したい』『このセリフは原作ファンも大切にしている部分だから残した上で台本を作ろう』と細かく相談しました。原作は香帆目線でのセリフがベースだったものが、ドラマで伊織の目線に変わった際、どう伝えるかという課題があり、例えば3話での『俺にもチャンスをください』『香帆さんが自分のことを嫌いになりそうなら俺が好きにさせます』など、どういう過程でこのセリフが出てきたのかというのを大切にしてシーンを作っていきました」