北陸道SAで地震防災訓練 福井、震度7・全線通行止め想定
中日本高速道路は12日、能登半島地震を受け、北陸地方で巨大地震が発生して福井県内で最大震度7を記録した想定で、同県南越前町の北陸自動車道上りの南条サービスエリア(SA)で防災訓練を実施した。 地震で北陸道が全線通行止めとなった設定で、テナント従業員らが客役を安全な場所へ誘導後、簡易トイレを組み立て、担架の使い方を確認した。 中日本高速金沢支社の舘森保季SA保全課長は「能登半島地震では、地域の住民も石川県や富山県のSAに避難してきたが、日頃の訓練のおかげで対応できた。防災意識と現場対応力の向上に努めたい」と話した。