「腸の健康」に悪影響を及ぼす4つの食習慣
食品の多様性が不足している
ランチにサンドイッチも悪くはないけれど、ケイトはヘルシーなサラダに置き換えるように提案している。葉物野菜の種類が多ければ多いほどいい。サーモン、ひよこ豆、または鶏肉などのタンパク質源と、茹でて冷やしたベビーポテト、パスタ、クスクスなどの炭水化物を加え、ナッツ、種、またはオリーブオイルベースのドレッシングで脂質源をプラスしよう。最後に、豆類やでんぷん質野菜の食物繊維源で仕上げて。美味しいサラダを作る秘訣はシャキシャキ感のある野菜を選ぶこと! 「腸内細菌叢の健康を支えるには、多種多様な植物性食品を摂取することです」とケイト。でんぷん質を茹でて冷やす理由は、「腸内細菌を養ってくれる、レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)を摂るためです」
テイクアウト中心の食事
夕食の時間になると、テイクアウトが魅力的に感じることはあるけれど、腸にはあまりいい選択肢ではない。代わりに自分で料理をすることで、味覚を満たせるだけでなく、家庭料理ならではの栄養上のメリットを享受することができる。 「ちなみに私が好きな夕食は、ベジタリアンのインドカレーです」とケイト。「使用するすべてのハーブとスパイスが、健康的な腸内細菌の多様性を高めてくれます。ヨーグルト、ザワークラウト、キムチ、ケフィア、コンブチャなどの発酵食品と一緒に、野菜、豆類、全粒穀物、ナッツなど、多様性に富むバランスのとれた食事をとることが、腸の健康を改善するのに役立ちます」 もう1つの腸にやさしい夕食のアイデアとしてお勧めなのが、野菜のオーブン焼き。ローストした皮付きのジャガイモ、かぼちゃ、人参など食物繊維が豊富な根菜と、ピーマン、玉ねぎ、ブロッコリーなどのカラフルな野菜は、腸内細菌の多様性を育むのに効果的です」
血糖値のジェットコースターに振り回されている
ランチ後の気怠さのせいで、健康的なおやつではなく、砂糖たっぷりの食べものを選んでしまう経験は誰にでもある。いろんな種類のヘルシーなおやつを常備しておくことで、自動販売機やコンビニおやつに頼る必要はきっとなくなるはず。 腸の幸せは、あなたの幸せだから。 ※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。