フリック、古巣バイエルン戦へ「試合は特別だが、バルセロナで新しい章を生きている」
バルセロナのハンジ・フリック監督は、チャンピオンズリーグ・バイエルン戦へ意気込みを語った。 バルセロナvsバイエルン・ミュンヘンの予想スタメン・見どころ・注目選手|チャンピオンズリーグ リーグフェーズ第3節 今季からフリック監督が指揮を執るバルセロナは、ラ・リーガ開幕から9勝1敗と首位を快走。一方でチャンピオンズリーグではモナコとの開幕戦を落とすなど(1-2)1勝1敗の状況で、ブンデスリーガ首位バイエルンとの一戦を迎える。フリック監督は、古巣バイエルンについてこう語る。 「バイエルンはとても良いシーズンを送っている。ヴァンサン・コンパニ監督と彼のスタッフは素晴らしい仕事をしているね。彼らは非常に高い位置からプレスをかけてくるし、ボールを持っていてもいなくても勇敢だ。いつも支配的なサッカーをする。今季もそうだ。相手にプレッシャーをかけ、ボールを保持してプレーする。それが彼らのDNAだ。厳しい試合になるだろう。でもベストを尽くし、明日に備えるよ」 フリック監督は現役時代にもバイエルンでプレーし、監督としてもチャンピオンズリーグ制覇を含む三冠を達成している。特別な古巣との対戦になるが、「どの試合も同じように準備する」と特別な思いはないと話す。 「もちろん、私は選手としても監督としてもバイエルンにいて、そこで成功した。バイエルンには選手や経営陣など多くの知り合いがいる。私にとっては素晴らしい時間だった。いい思い出だよ。でも今は、ここバルセロナで新しい章を生きている。ここではとても幸せだよ。試合は特別なものだけど、ファンのためにすべてを捧げるのが我々の義務だからね」