子どもがリビングに上着を脱ぎ散らかし、ランドセルを放り出す<理由>を追ってみると…子ども自身に片づけさせたいならまず「言い分」を聞くべし
◆自分で考えた仕組みなら維持したくなる 受講生*のみなさんの中には、「ここに辿り着く前に、片づけの資格を持ったプロを頼ったんだけれど……」とおっしゃる人も多かったです。 「それでも問題が全く解決しなくて、困ってしまって……」と。 よくよく聞いてみると、それは、片づけの資格を持ったプロが作った仕組みなんですよね。だから一時的に、良くなっても仕組みが崩壊しやすく続かないのです。 むしろ、片づけ下手の人や面倒くさがりの人が、「これならできる」と思って作った仕組みの方が上手くいくんです。 一生懸命考えて、「うまくいった!」と思ったら、必ず自信につながります。 自分で考えた仕組みなら、維持したくなるでしょう? CHECK 「片づける場所」や「片づけ方法」は、使う本人が考えた仕組みの方が続きやすい *筆者が開催している「片づけが習慣化する」ことで人気を博している「家庭力アッププロジェクト(R)」講座の生徒 ※本稿は、『部屋がゴチャゴチャで、毎日ヘトヘトなんですが、二度と散らからない片づけのコツ、教えてください!』(すばる舎)の一部を再編集したものです。
西崎彩智
【関連記事】
- 片づけのコツとは「使いづらい!」を解消することだった…お片づけ習慣化コンサルタントが教える<散らからない部屋のつくり方>
- 整理収納アドバイザー「捨てる」判断は難しい。でも「捨てる」を飛ばすと片づけはうまくいかない…手放すことに罪悪感を持つ人におすすめの<考え方>とは
- モノの溢れる実家を整理収納のプロが片づける。週2回、1日5時間、計3年「何のために片づけるのか」というゴール設定を【2023年BEST】
- 断捨離の第一人者・やましたひでこ「靴の整理は2度行うべし!玄関の置物がホコリまみれ、モップ付きのスリッパで汚れを運ぶ…1日5分の片づけで幸運を呼び込む」【2023年BEST】
- 片づけで何より気をつけるべきは『収納品を買わない』ことだった!がんばっても部屋が片づかない人に知ってほしい大切な3つのポイントとは