オリックス・平野佳 かつてブルペン共闘の岸田新監督の下で来季巻き返し「もう一度連投できる体を作って」
オリックス・平野佳が、岸田新監督の下で迎える来季の巻き返しを誓った。 岸田新監督は2学年先輩で、指揮官の現役時代はブルペンで共闘した間柄。「誰が監督でも(貢献する思いは)一緒で、しっかり選手と監督ってのは割り切らないといけない」と前置きしつつ、「一緒にずっとやってきた方なので、思い入れはあるかなと。監督の下、チームが優勝するようにみんなで頑張るだけです」と決意を明かした。 今季は右肘の張りや下半身のコンディション不良のため12登板で7セーブにとどまった。「肘とか腰とか故障がちなんで、それをいかに自分でコントロールしていけるか。今年もファームにいるときにいろいろトレーナーと一緒にやってきたので、それを続けていって、しっかり戦える体にしないと」 もう一度自らの持ち場に戻るためのコンディションを整えようと意気込む40歳右腕は、「まだまだ若いつもりでいたけど、どんどん金属疲労もあると思うし、そういう所の戦いでもあるかなと感じているので。もう一度連投できる体を作っていけるように」と鍛錬に励んでいる。 (阪井 日向)