【びわこボート・GⅢオールレディース】守屋美穂 特別インタビュー 「ファンの支えが奮起の源」/1月4日開幕
――アウトまで幅広く利く水面だという声もありますが、それも好きな理由? 「今も利きますかね? 1Mがバック側に移されて、以前よりは利きづらくなっていると思います。でも、そのようなことにも関係なく好きですね」 ――現在の水面特徴に詳しいことからも、びわこに対する視線の熱さがよく分かります。レース場以外の周辺スポットなどもご存じですか。 「24年のレディースオールスターの開催前にPR用の撮影があって、高田ひかるちゃん、渡邉優美ちゃん、神里琴音ちゃんと一緒に、透明なドーム形のコテージのようなところに行きました。窓からは雄大な琵琶湖を見ることができて、すごくステキでした。プライベートでもまた行ってみたいと思っています」
〝趣味〟は自宅でゴロゴロ!?
――プライベートの普段のリフレッシュ法も、そのような形が多いのですか? 「私、趣味といった趣味がないんですよ。家でゴロゴロするくらいですかね。子どもが小学生なので、帰ってくるまで私は好きなドラマを見ながらゴロゴロしています」 ――お子さんとの私生活は充実。 「この前はスポーツ大会に出たので観戦に行きましたし、年末年始はクリスマス会や餅つきもあります。土日は子どもの行事も多くて忙しいですね」
――仕事の話に戻ると、24年で触れざるを得ないのが4月の児島周年と5月の多摩川オールスターの準優でのF。重い罰則で、SGやGⅠに出場できない中、モチベーションを保つのは大変かと想像します。 「正直、気持ちの浮き沈みはあります。でも、応援してくれている方たちのためにも、そこで投げやりになってはいけない。最近は勝ち切ることができなくて本当に申し訳ないんですけど、そんな中でも応援して、支えてくれる人たちのためにもと、気持ちを奮い立たせています」 ――年が変わることも一つのきっかけになるといいですね。罰則期間も年の中盤には明けるので、SG戦線にも戻れます。 「その前に、もっと自分の技術、実力を上げていきたいです。また私がSGに出られたとしても、今のままの私ではどこまでできるかな…。SGはエンジンが出ているからといって勝てるわけではないですからね。目の前の一走一走に集中して、新年初戦のびわこも頑張ります」