【日本郵便Honda Dream TP】2024 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦 SUPERBIKE RACE in SUGO
日本郵便docomo business 選手コメント
────────── ST600クラス #27 大和颯選手コメント ────────── 自分自身が進化する過程でステップの幅がせまいのですが、その中でもタイムは縮まっていていましたし、チームと一緒に積み上げて来たことを、うまく活かすのも自分次第ということがよく分かりました。 レース1は、すごく調子がよく、攻めの走りをして転倒と悔しい結果でしたが、レース2は全くタイムも出ず、走りがおかしくなってしまっていました。転倒によってマシンがダメージを受けていた可能性もあるのですが、その辺を含めて自分で判断できるようにならなければいけないですね。 些細なきっかけで調子を崩してしまったので、後半戦はもっと成長して、まずはしっかりポイントを獲りたいです! ────────── J-GP3クラス #3 若松怜選手コメント ────────── 決勝日朝のウォームアップ走行でトップタイムを出すことができたので自信がありました。スタートでは、三谷選手がピットスタートになり、3台のトップ争いになることは分かっていました。 尾野選手のマシンは速く、抜いてもすぐに抜き返されてしまっていたので、タイヤマネジメントを考えて、レース終盤に勝負と思っていたのですが、思わぬ結末でした。 2位は悔しいですが、ランキングトップをキープできたので、次回の筑波で、また勝てるようにチームと力を合わせていきます!
手島雄介監督コメント
日本郵便株式会社様、NTTコミュニケーションズ株式会社様をはじめ、日本郵便社員の皆様、サポーターの皆様、今回も多くの応援をいただきありがとうございました。 SUGOラウンドを振り返れば、一喜一憂する非常に浮き沈みの多いレースとなりました。 昔、私が日本郵便様と、このレーシングチームを立ち上げさせてもらった際に、当たり前が当たり前ではない、日本郵便様のお仕事はそのようなお仕事だと学ばせていただきました。 今回土曜に行われたRace1でST600クラスの小山知良選手が他車と接触し大きなクラッシュをしました。30年間レースをしている中で一番衝撃的なレーシングスーツのダメージを見て、本当に生きてくれていて良かったと心から思いました。 その時に我々がいつも“事故ゼロ”や“安全第一”と言いながら99%の準備を目指して活動をしてきた中で、レースができることですら当たり前ではないと改めて深く学ばせていただきました。 だからこそ、私たちがやらせていただいているこのモータースポーツの活動に真摯に向き合い、皆様と共に創っていくことがどれだけ重要であり、自分たちが真剣に取り組まなければならないことを受け止めた週末でもあります。 若松怜選手の2位表彰台は不可抗力での赤旗中断の結果でしたし、小山選手の転倒もそうですが、世の中には中々思い通りにならないことが沢山あります。次の筑波大会までに今回いただいた気づきを学びに変えて準備に活かしていきたいです。 また皆様がサーキットに足を運んでくださった時にいい意味で目に映る光景が当たり前ではないことを一人ひとりの方へ伝えていきたいです。またモータースポーツを活用して幸せを創っていけたらと思います。 今回もありがとうございました。 今後も宜しくお願い致します。
Webikeプラス編集部