【公務員】子どもや孫に就いてほしい職業ランキングトップ2を独占!本当に退職金や給与は魅力的なのか
いつの時代も、親は子どもの幸せを願うもの。どこまでアドバイスをするかは別として、「就いてほしい」と願う職業を秘めている方も多いのではないでしょうか。 【ランキング結果】お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業はどこ?国家公務員の退職金は確かに2000万円超え! リスクモンスター株式会社は、2024年4月25日に第12回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」の調査結果を発表しました。 結果によると、1位は「国家公務員」、2位「地方公務員」となり、トップ2を公務員が独占していることがわかります。 公務員の待遇やお金事情は本当に魅力的なのでしょうか。 本記事では、ランキングの一覧とともに公務員のお金事情を見ていきます。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
子・孫に「公務員」になってほしいと望む人が多い【ランキング結果】
リスクモンスター株式会社は、2024年4月25日に第12回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」の調査結果を発表しました。 結果は次のとおりです。 お子さんに対しては、 ・1位:国家公務員 ・2位:地方公務員 ・3位:任天堂 ・4位:トヨタ自動車 ・5位:アップル(Apple) を望むという結果に。一方、お孫さんに対しては ・1位:国家公務員 ・2位:地方公務員 ・3位:トヨタ自動車 ・4位:パナソニック ・5位:日本航空(JAL) を望むという結果になりました。 世代によって企業の差が色濃く出る結果となっていますが、1位と2位はいずれも公務員が独占しています。 過去のランキングでも同様の結果となっており、いつの時代も根強い人気があることがうかがえます。 では、公務員の退職金や給与事情は本当に魅力的なのでしょうか。次章で深堀りしていきましょう。
国家公務員の「給与や定年退職金」はいくら?
まずは国家公務員のお金事情から見ていきます。 ●国家公務員の平均給与 人事院の「国家公務員給与の実態」によると、国家公務員の平均給与は41万2747円でした。 1年間の平均給与の合計とボーナス(給与4.5ヶ月分)を合わせると、平均年収は約681万円となります。 日本の平均給与は458万円なので、一見すると魅力的に思えます。ただし、勤続年数や職種によって大きく異なるでしょう。 ●国家公務員の退職金の平均額 内閣官房の退職金に関する調査によると、国家公務員の退職金は下記のとおりです。 《常勤職員》 ・受給者数:1万4283人 ・平均支給額:2112万2000円 《うち、行政職俸給表(一)適用者》 ・受給者数:4086人 ・平均支給額:2111万4000円 常勤職員、行政職俸給表(一)適用者ともに、平均支給額が2000万円以上となっています。定年退職まで勤め上げれば、国家公務員の退職時の退職金は2000万円を超える可能性が高いといえます。