「都構想」賛成派が第一声(全文2)可能性の高いほうに踏み出すべき
新しい大阪都に第一歩を踏み出すべき
そして皆さんの住民サービス、財源を生み出すことで充実させることができる。東の東京、もし何かあったらどうしますか、皆さん。日本で東京しかないんです、今は一極集中。もし東京、あのエリアで大きな災害、大きなアクシデントが起きたとき、どこのエリアが日本を引っ張っていくんですか。大阪なんです。大阪にはその力があるんですよ。 その力を発揮できる仕組みをつくっていくのが大阪都構想です。ぜひ皆さん、今回、今日からいよいよ始まります。都構想は極めてシンプルです。都構想はシンプルです。大阪府と大阪市の二重行政をやめて、大阪を成長させる。そして住民サービスを充実させる。この2つです。極めてシンプルです。制度に100点満点もありません。重箱の隅をつついたら、いろんなことが出てくるでしょう、でも皆さんにぜひ考えていただきたいのはこういうことなんです。 あのかつての大阪府・市の二重行政のほうが大阪は成長するのか、あるいは大阪都構想として一歩踏み出すほうが大阪は成長するのか、どっちが可能性が高いのか。可能性の高いほうに、第一歩を踏み出すべきだと思うんです。もし都構想が否決されたら、あの古い二重行政に戻るだけです。つまり比較の対象はあの古い大阪府・市の二重行政の体制か、あるいは新しい大阪都か、どっちかなんです。 ぜひ、われわれは新しい大阪都に第一歩を踏み出すべきだと思っています。そのためには皆さんの後押しが必要です。皆さん、賛成に1票をお願いします。大阪の未来に1票をお願いします。これから二十日間駆け抜いていきますけど、皆さんの支えが必要です。新しい大阪をつくっていきましょう。よろしくお願いします。ありがとうございました。 今井:ありがとうございます。続いて公明党大阪本部代表衆議院議員、佐藤茂樹代表のほうからごあいさつをいただきます。よろしくお願いいたします。
1年半がたち、まさに隔世の感あり
佐藤:なんば周辺にお集まりの皆さん、おはようございます。ただ今ご紹介にあずかりました、公明党大阪本部代表をしております、衆議院議員の佐藤茂樹でございます。歴史的な住民投票の告示日に当たりまして、私は公明党を代表いたしまして、賛成多数、可決成立を目指す決意を今日は述べさせていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。 これから11月1日の投票日まで、私ども公明党大阪府本部を挙げまして、1人でも多くの大阪市民の皆さまに公明党が賛成をする都構想の内容、それをしっかりと訴え、1人でも多くの理解者を増やして、なんとしても賛成多数、可決に持ち込むように私ども党を挙げて戦ってまいりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。 実は1年半前の大阪府知事選・大阪市長選のダブル選挙のときには、私はこの吉村知事や、あるいは松井市長の対立候補の宣伝カーの上であいさつをしておりました。いつまでも都構想、都構想などと言ってていいのかと、そういう当時の都構想案に対して反対のスタンスで私はあいさつをさせていただいたところでございます。しかし1年半たちまして、今、こうして吉村知事やあるいは松井市長と一緒に街頭に立たせていただいております。まさに隔世の感があります。 この1年半の、この法定協議会の、この真摯な議論。大阪維新の会の皆さんと、公明党が中心になって、建設的な議論を積み重ねまして、大阪都構想の設計図は見事に良いものになって生まれ変わったわけでございます。どうか大阪市民の皆さん、さらに良いものになった今回の大阪都構想をなんとしても、皆さんの前で実現しようじゃありませんか。そして大阪を改革していこうではありませんか。