香港国際競走国内最終追い ルガル&ジャンタルマンタル順調
香港国際競走(12月8日、シャティン)に出走する関西馬が26日、国内最終追い切りを行った。スプリンターズS覇者ルガル(牡4=杉山晴)は香港スプリントに向けて西村淳を背に坂路4F50秒4~1F11秒7の好時計をマーク。杉山晴師は「こちらである程度仕上げるつもりで、ジョッキーも動きが良かったと言っていた。順調です」と好感触。骨折明けでG1初戴冠を成し遂げたようにポテンシャルの高さはピカイチ。今回も2カ月ほど間隔を空けて臨む。「いい休養になった。馬は充実している」と本格化を強調した。 香港マイルのジャンタルマンタル(牡3=高野)は坂路しまい重点で4F56秒2~1F11秒5と鋭い伸びを見せた。高野師は「ジョッキー(川田)にしまいの確認をしてもらい、いいと言ってもらった。いい追い切りができたと思う」と納得顔。秋初戦は富士Sを予定していたが熱発で回避し、NHKマイルC1着から直行になった。「落ち着きや操作性が良くなっている印象。じわじわと成長してくれている」と変化を実感。久々でも楽しみだ。