北の絶対王者ベルピットが名古屋大賞典に参戦へ!“3戦連続単勝元返し“の最強馬に角川師手応え
北の絶対王者が、未踏の地でも勝利の鐘を打ち鳴らす-。 ホッカイドウ競馬で24年シーズン6戦全勝、重賞5連勝で最高峰の前走道営記念を制したベルピット(牡4、角川)が12月19日に行われる名古屋大賞典(Jpn3、2000メートル)を目標にしていることが分かった。管理する角川師が明かした。 前走の道営記念では、3戦連続となる単勝元返し(単勝配当100円)の支持に応え、古馬マイル以上の5つの主要タイトルを総なめにし、道営年度代表馬の座も揺るぎないものにしている。角川師は「ここ2戦が、折り合いを意識し過ぎた運びになっているように思うので、強敵相手の速い流れに戸惑わなければ。そこだけですね」と手応えを口にする。 道外への遠征は、昨年10月1日のダービーグランプリ(盛岡)以来2度目。道営所属馬は昨年の名古屋大賞典4着アナザートゥルース(セン10、田中淳)も出走予定となっている。 ベルピットは父パイロ、母ベルライン(母の父ダイワメジャー)という血統で、厚賀古川牧場の生産馬。道営の名トレーナー、角川秀樹師が管理し、デビューからすべてのレースで桑村真明騎手が騎乗している。これまでの戦績は18戦14勝、2着2回3着1回で、唯一の着外は競走中止となった昨年の道営記念。底しれない魅力を秘めた「北の絶対王者」がJRA勢、全国の強豪を相手にどんな走りを見せるのか注目だ。