<大阪・関西万博>開幕まであと半年 会場建設中の夢洲の様子は?
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)が開幕する2025年4月13日まであと約半年となった10月9日午後、咲洲(大阪市住之江区)の「さきしまコスモタワー展望台」から、夢洲(同此花区)の万博会場工事の様子を撮影しました。 【拡大写真】2023年6月に撮影した夢洲の様子
リング(大屋根)はすでに木造建築部分が完成済み。リング内部では、前回記事(9月15日配信)の取材時よりも、建設中の建屋がさらに高くなったり、屋根の設置が進むなど、工事が進んでいる様子でした。
リング外側でもパビリオンの工事が進展。EXPOホールでは周囲の足場がなくなり、建物の色や形状がよく見えるようになりました。 大阪ヘルスケアパビリオンについて、建設・運営などを担当する2025年日本国際博覧会大阪パビリオンによると、工事はほぼ終了。現在は建屋で各種検査を実施しており、10月末の工事完了に向けて順調に進んでいるとのことです。
博覧会協会によると、10月3日時点でパビリオンのうち参加国が自ら建設する「タイプA」を希望する国は、前回記事と変わらず47か国。「タイプA」希望国のうち、着工済みは前回より4か国増の44か国。未着工の3か国のうち、施工業者が決まっているのは1か国、未定は2か国です。 (取材・文:具志堅浩二)