<大阪・関西万博>開幕まであと1年 会場建設中の夢洲の様子は?
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)が2024年4月13日に開幕を迎えるまであと1年。会場建設が進む夢洲(大阪市此花区)はどんな様子なのかを確かめるため、見に行ってきました。 【動画】<大阪・関西万博>開幕まであと1年 会場建設中の夢洲の様子を定点撮影
4月11日午前、大阪メトロ中央線のコスモスクエア駅からタクシーに乗り、6分程度で夢洲内のコンビニエンスストアに到着。コンビニ前の道路を万博会場の方へ歩いていくと、右側に建設中の高架橋があり、その向こうに大阪ヘルスケアパビリオンの網状の構造物や建物が見えました。かなり建設が進んでいる様子です。
さらに歩くと、円形に建設されつつある木造の構造物──リング(大屋根)の姿が次第に大きく見えるようになりました。 咲洲(大阪市住之江区)の「さきしまコスモタワー展望台」から撮影していた時にはあまりわかりませんでしたが、島内から改めて眺めると、大きな構造物であることがよくわかります。神宮球場や甲子園球場など、プロ野球で使われている野球場を外から見た時のような印象を受けました。
リングの手前で建設中の建屋の合間からは、NTTパビリオンの看板やPanasonicのロゴも見えます。民間企業のパビリオン建設も行われている様子です。 その後、咲洲へ戻ってさきしまコスモタワー展望台へ。建設中の会場を上から眺めてみると、リングの建設がかなり進んでいることがわかります。かなり少なくなった建設未着手の場所は、リング内のパビリオン建設関連の車両の通行のため、しばし空けておくものと見られます。
夢洲内からは見えなかったリング内の様子も、展望台からはよく見えます。前回記事(3月5日配信)で紹介した時よりも、地面が見える場所が少なくなっている様子です。
この写真を撮影する前日の10日には、ドイツパビリオンの起工式が行われました。1年後の開幕に間に合わせるべく、海外パビリオンの建設も今後はより進められることでしょう。 (取材・文:具志堅浩二)