「頭の中で軌道を描くのが大事」中村敬斗が斜め45度からのビューティフル弾! 本人は「ラッキーです」【アジア杯】
A代表デビューから6戦6発
圧巻のゴラッソだった。 日本代表は1月14日、アジアカップのグループステージ初戦でベトナム代表と対戦し、4-2で勝利。白星スタートを飾った。 【動画】中村の圧巻ゴラッソ! この試合で、決勝ゴールを挙げたのが中村敬斗だ。左サイドハーフで先発した23歳のアタッカーは、2-2で迎えた45+4分、ペナルティエリア手前左でボールを受けると、鋭い切り返しから右足を振り抜く。強烈なシュートがゴール右隅に突き刺さった。 思わず息をのむビューティフルゴール。中村は「まあラッキーです」と自身の得点を振り返った。 「振ったら入った感じ。パスをもらった時に、振ろうかなと思っていて。僕に限らず、(相手は)必ずどの選手にも2枚以上できていて、かなりコンパクトにカウンターを狙っていた。相手のやりたいことが明確で手ごわかったけど、ああいうシュートを決められて良かった」 ゴール斜め45度のエリアからの一撃に、X(旧ツイッター)では“デリ敬斗ゾーン”がトレンド入り。中村は「自信はある」というシュートについて、「力を入れ過ぎないで重心を乗せて、身体に染みついているものを出した。練習はしてきたけど、打てばいいというものではないので、最近は量より質。頭の中で軌道を描くのが本当に大事」とコツを語った。 A代表デビューから6戦6発と絶好調の中村。アジア杯2戦連発はあるか、次戦は19日にイラクと対戦する。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部