久々の代表復帰に笑顔で取材に応じた八村（撮影・たえ見朱実）

　バスケットボール男子日本代表が合宿を開始した29日、都内で取材に応じた。 　東京五輪以来の代表活動。八村が約3年ぶりに日本代表に戻ってきた。「JPN」の3文字が入ったTシャツ姿で取材対応。「すごく久しぶりに帰ってくることができてうれしい。富樫くんとか、（渡辺）雄太さんとか、（馬場）雄大さんとかとずっとやってきた。そういう選手たちとまたやれることも楽しみだし、新しいメンバーとやれることも楽しみ」と声を弾ませた。 【写真】「JPN」の３文字が入ったTシャツ姿の八村塁 　26日に帰国し、28日に集合。練習や強化試合を重ねてきたチームメートとはコンディションに差があるため、初日の全体練習は午前のみにとどめた。残り1カ月で状態を上げていく。 　NBAのシーズン終了後、ホーバス監督や東野技術委員長が渡米し、ロサンゼルスで話し合ったという。「五輪に戻れることはすごく光栄だし楽しみ。東京五輪ではいい結果を出せなかった。パリ五輪で、どれだけ僕らが成長してるを見せられれば」と意気込んだ。 　ホーバス体制では初めての代表合流となるが、不安はない。「トムさんのバスケは僕に合っている。W杯を見ていても、速攻などの攻撃面でも、僕のオールラウンダーとしてのプレーを発揮しやすいと思っている」と自信をのぞかせた。