“りくりゅう”がGPファイナル進出決定! 約1年7か月ぶり国内凱旋試合は合計209.45点で2位【フィギュアNHK杯】
11月9日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯は2日目が行なわれ、ペアフリーに”りくりゅう”こと三浦璃来&木原龍一が登場した。ショート首位で迎えた勝負のフリーはわずかなミスが響きフリー137.55点、合計209.45点の2位でフィニッシュ。開幕戦のアメリカ大会に続くGP優勝は飾れらなかったが、2シーズンぶりにGPファイナル(12月・フランス)進出を決めた。 【画像】NHK杯SPを首位発進した“りくりゅう”の演技を厳選フォトでお届け! 前日のショートでは序盤にミスが出てしまい、演技後に2人とも反省の色を浮かべたがこの日は違った。鋭く高さのあるトリプルツイストで勢いをつけると、グループ5リフト、スロウトリプルループをバシッと降りるなど、次々とダイナミックな技を披露。持ち味のスピードを生かしたスケーティングに加え、感情豊かな表現で氷上を舞った。 手応え十分にフィニッシュすると、”りくりゅう”らしい笑みが溢れ会場はスタンディングオベーション。わずかのミスに木原は悔しさを見せるように舌を出したが、多くの日の丸が2人を優しく包んだ。 約1年7か月ぶりとなる国内凱旋試合で頂点はかなわなかったが、12月のGPファイナルに向けて収穫と課題を手にした。 取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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