「虎ノ門ヒルズ」食の新エリア誕生!4階ダイニングでビブグルマンの味や個性派酒場をハシゴ
港区虎ノ門の大規模複合施設「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」に、飲食を中心とした新エリアがオープンした。虎ノ門エリア最大級の “食” の新エリアより「TOKYO HEADLINE」編集部がおすすめ店舗をリポートする。 【写真】創作鮨や肉おでん、希少部位「京鴨のキンカン」…おいしいものいっぱいのダイニングフロア 新たにオープンしたのは約1500㎡の4階のダイニングフロア(20店舗)、約680㎡の2階の大型飲食店舗(2店舗)、約860㎡の地下1階の食物販と飲食のフロア(3店舗)、地下2階「T-MARKET」(1店舗)。4階には虎ノ門エリア最大級のレストランフロアとして、さまざまなジャンルから全20の専門店が集まるダイニングゾーンが誕生した。ミシュランガイドのビブグルマン獲得店や予約困難な人気店、気鋭のシェフが手掛ける新店などが軒を連ねる。
フレンチ「Lien(リアン)」は、『ミシュランガイド東京2024』でビブグルマンを獲得した池尻大橋「Lien」の新店。ビジネスワーカーの多い虎ノ門を意識し、“多くの人にフレンチを広めたい” との思いで、あえて少量ずついろいろ注文できるレストランスタイルを採用した。新メニュー「産地直送魚介と旬の野菜のムースのカクテル仕立て キャビア添え」は、淡路島産玉ねぎのムースにブリ、甘エビ、サーモン、ホタテ、魚介のコンソメジュレを重ねてキャビアをトッピング。 この日の「前菜6種盛り合わせ」はパテ・ド・カンパーニュ、サーモンのタルタル、ブランダード、寒ブリのマリネ、ムール貝のタルタル、グレック・ド・レギューム(野菜のレモン蒸し)をひと皿に。
焚き火イタリアン「falò+(ピュウファロ)」は、『ミシュランガイド東京2024』ビブグルマン獲得店の代官山「falò」が手掛けた新店。代官山店のシグネチャーをブラッシュアップした虎ノ門限定の新メニュー「ポルケッタ」は、フェンネルと豚肉のなれ(発酵させたもの)を巻いた豚バラ肉に低温で火を入れ、外側を炭火で焼き上げて肉の旨みと脂の甘みをギュッと閉じ込めた。 「カルトッチョ(魚の包み焼き)」は、季節の魚をアサリだしとパンを使って発酵させたしょうゆで蒸し焼きにしたもの。ドリンクにはイタリアのナチュラルワインがそろい、グラスワインでも8種類ほど提供。スタッフが会話しながらおすすめのワインを紹介してくれる。