キャディーバッグに“フード”を付けなくてもいいのでしょうか… 最近は付けない人も増えてる? プロはほとんど付けてない!?
フードを外したまま離れるのにはリスクも…
では、フードを外した際はどのような点に気を付けなければならないのでしょうか。三浦氏は以下のように話します。 「チェックインを済ませた後やラウンドを終えて着替えたり浴室に行く際には、キャディーバッグからいったん離れることになります。完全セルフでない限りバッグの保管場所にはスタッフが常駐しているはずですが、それでもクラブの盗難が発生する可能性はないとは言い切れません」 「もしも、数あるキャディーバッグの中にフードが付いておらずクラブがむき出しのまま置いてあるものがあったとしたら、それから狙われてしまう可能性は高いでしょう。防犯対策という意味では、プレー中は外していてもバッグから離れなければならないときのことを考えて、フードは常に用意しておいた方がいいですね」 「また『クラブ(特にアイアン)がガチャガチャとぶつかって傷つくかもしれない』と考える人は、アイアンやウェッジのセットをまとめる専用の袋状になっているカバーを利用すれば、ウッド系やパターのカバーと同様の効果を得られると思います」 フードとバッグの本体はマジックテープで繋がれているものもあれば、ボタン式の金具で止められているものもあります。いずれにせよ接続部分の根元をちゃんと持って着脱しないと、劣化でちぎれやすくなってしまう点には注意しましょう。 「フードを付ける・付けない」は一人ひとりの判断に任されていますが、それぞれにメリットとデメリットがあるため、時と場合に応じて使い分けるのが適切といえそうです。
ピーコックブルー