「恥ずかしいじゃないか！」箱根駅伝で起きた中国人インフルエンサーの“許されざる愚行”に母国でも波紋広がる「極めて危険で無責任な行為」「本当に残念だ！」
1月2日・3日に行なわれた第101回箱根駅伝は、青学大が10時間41分19秒の大会新記録で2年連続8度目の優勝を飾った。今年も数々のドラマが生まれた一方で、往路5区で起きたトラブルが問題視されている。 【画像】「大手町で笑おう」青学大が2年連続8度目の総合優勝！ 第101回箱根駅伝の歴史に残る名場面をプレーバック！ 山登りの5区（20・8キロ）で青学大の若林宏樹（4年）が山道を駆け上がる最中だった。中国人インフルエンサーの沈烏賊が動画を撮影しながら並走している。そのシーンがSNSなどを通じて拡散されると、日本だけでなく中国にまで波紋が広がった。 箱根駅伝では、応援に関するお願いとして「車道上での応援は危険です。必ず歩道から応援してください」「選手は歩道寄りギリギリを走ってきますので、歩道から手を出したり身体を乗り出しての応援は危険です」などのルールが記載されている。 そのため、大会スタッフがマイクで「大変危険ですので、沿道を走らないようにお願いします」と呼びかけたが、沈烏賊は無視を貫いて動画を撮影し続けた。この違反行為に対し、中国メディア『網易』も「恥ずかしいじゃないか！」と嘆き、がっがりした様子をみせた。 「箱根駅伝のレース中に、車道に飛び出してランナーと並走しながら、動画を撮影するというのは、極めて危険で無責任な行為だ。彼はイベント主催者が定めた観戦ルールに違反しただけでなく、出場者の安全を脅かす可能性もあった。彼の海外での行動は、間違いなく日本人の中国人に対する印象を悪くしてしまった。本当に残念だ！」 その後、沈烏賊は自身のSNSで「ランニングを愛する友人の皆様に心よりお詫び申し上げます。私も仲間も『箱根駅伝応援のお願い』に従わず、観戦しました。本当に申し訳ありませんでした」などと謝罪し、動画も削除したという。全員で観戦ルールを守って、正月の風物詩を楽しみたいものだ。 構成●THE DIGEST編集部
